最近ちょくちょくタイミーでお仕事をしています。

今まで体験したのは、

大手運送会社の仕分け作業、

某カレーチェーン店の洗い場、

大学のオープンキャンパスの片付け。


今日のタイミーは介護施設のお仕事でした。

介護のお仕事は全く経験がなく、

そして私としてはどちらかというと苦手分野で、

介護のお仕事をされている方に対しては

尊敬しかありませんでした。

なぜそんな苦手分野にチャレンジしたかというと

克服したいと言うか、現実を見てから得手不得手を判断したかったから。

それと少し前に高齢の地主さんと関わることがあって、なんだかかわいいなと愛着を感じたから。


お仕事は9時から12時までの3時間。

利用者さんは15人弱の施設です。


はい、ではまずはポータブルトイレの掃除から!

えっ!?ハードル高っ…ガーン

でも実際やってみると

やはりご高齢者でも、自分でトイレぐらい

行きたいんでしょうね、

ほとんど使っていませんでした。

それでも2箇所ほど使用されていましたが

子育て経験者からしたら

それほど大変ではなかったです。


そしてシーツ交換や配膳のお手伝い。

配膳も利用者さんによって、お薬が必要な方や

ペースト状やふりかけ必須など、さまざまです。

感じたのは、眠剤の処方が多い事。

本当に必要なのかなと。


利用者さんとお話をしていると

ものすごくツッケンドンな方もいるし

お話しが好きな方も。

お孫さんの写真をいつも見ている方がいたり、

ご病気のため徘徊されていたり。


若い方は65歳から、95歳ぐらいまでの方が

そこで生活されていました。

外出できるわけでもなく、ただただテレビを見たり本を読んだり。


とても考え深い3時間でした。

30年後、もしかしたら私も

こういう生活をしているのかもしれない。


いやだ。

私はこういう生活はしたくない。

正直そう感じました。


なぜ利用者さんたちはここで生活しなくては

いけなかったんだろう。

確かに1人で生活できないレベルの方も

何人かいらっしゃいましたが

まだ70代の方で不自由なく動ける方も

多くいらっしゃいます。

それぞれご事情があるとは思いますが。


私は死ぬ直前まで

自分で歩いて食べて生活していきたい。

そのために食べ物に気をつけて、筋力をつけて

楽しいことを見つけて、

せめて暮らしにハリを持たせたい。

利用者さんたちがそれらを怠ってきたとは思わない。

でも、まだ70代なのに、お粥食べてオムツして

お風呂も自分で入れなくなったのは、

それなりに理由があるはず。


まずはお酒を減らそうと

心に決めて家に帰りました。

帰った瞬間チューハイの缶開けてましたけど💦


そして娘たちに

将来私がどうなっても

せめて施設には入れないでほしいと

一旦伝えておこう。

やむを得ない場合は仕方がないけど。

できれば子供たちと一緒に暮らす事ができたら

幸せだろうな。

利用者のお一人の方(92歳女性)も

息子が近くにいるけど

一緒には暮らせない。

私も暮らしたくない。

と、何度もおっしゃっていたけど

きっと本心は違うと思った。


結論、このお仕事はやりがいがあると思いました。

なのでこの先もできるなら携わっていきたいです。


介護の現場は本当に大変だと感じました。

お給料も安いそうです。

それでもやりがいを感じて頑張ってる方は

たくさんいらっしゃいます。

頭が下がる思いです。

施設長と言われる人と、社長と言われる人が

一番仕事内容を把握してなかったのも

どこか問題があるのかな、とも思いました。


人々がもっと先々の健康に関心を持って

自分の力で1日でも長く動ける事に注力して

介護職の待遇が良くなる事を切に願います。