ブログネタ:ハンカチ持ち歩いてる? 参加中
私は持ち歩いてる 派!
本文はここから
ハンカチというか、ハンドタオルは、一年中持ち歩いています。
しっかり汗をかきそうな時には、フェイスタオルを持っていきますね。
BOOKデータベースより
上
「父が戦死し、戦後満州から引き揚げてきたどん底の生活の中で母まで亡くした南部次郎は、
わずかな葬式費用の形に幼い妹を連れ去ろうとする男を撲殺してしまう。
きょうだいは離散し服役中も渦巻く憤怒を抑える術すら知らない次郎は備前焼と出会い、
ひたすら土を練ることで、ようやく心が鎮まっていく―。」
下
「妹は女優として成長し、刑期を終えた次郎も独立して窯を開く。
暗い過去ゆえに兄妹を名乗れないながらも家族の絆が深まる中、
次郎は中国宋代の青磁・汝窯に魅入られる。
「雨上がりの空の色」と称される幻の器を自らの手で蘇らせたいという激情はどこへ向かうのか。
戦後昭和という時代を描ききった意欲的長編。」
人間の素晴らしさと愚かさと、それが同居して、さらに変化していく面白さと
戦後昭和という時代の中に、ドラスティックなきょうだいの生き方が描かれていて
罪を犯した人間の社会に戻ってからの生き方、罪を償うとはどういうことか
それに加えて焼き物の魅力を文字だけで、押し込んでくる。。。
さすが乃南アサさん
大河小説ともいうべき作品です。
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