人間は本来、内重心で身体を使います。
下の図の緑ラインを引いているところを見てください。
内重心とはこのように重心を内側にかけて身体を支えている状態をいいます。
体幹(「体幹」とは、カラダのコア=中心となる部分。つまり腹筋だけでなく、背中や腰周りも含めた、胴体部分全般を指します。)をうまく使う為には内重心でなければなりません。
体幹は軸なのでバランスを取る為にも重要です。
次は外重心について説明します。
下の図の緑ラインを引いているところを見てください。
外重心とはこのように重心を外側にかけて身体を支えている状態をいいます。
外重心になると身体に与える影響はとても大きく、O脚 や 足裏の変形 の原因になります。
また、膝や股関節 にも影響を及ぼし、関節痛 が起こる原因にもなります。
外重心により股関節そして骨盤に負荷が大きくかかり骨盤の歪みに発展してしまいます。
下の図の赤点が股関節で緑の丸で囲っているのが骨盤です。
このように外重心で身体を使ってしまうと骨盤にまで大きな影響を与える事になります。
ですが実はこれでおしまいではないんです。
骨盤に負荷がかかると歪みが生じて、上半身へと大きな影響がでできます。
次回上半身への影響について解説したいと思います。