はじめての方はこちらをご覧下さい。
もちろん生け花自体もすべて立花正風体というチャレンジ。
あとは障がい者としてのチャレンジです。
もちろんこの京都行き「そんな状態で」と家族からは反対されました。
普段歩くのもおぼつかない私が、荷物を持って京都へなんてと言われました。
もちろんいろいろそのための対策もしました。
まず荷物はほぼ送る。
手荷物は万が一のための一回分の着替え。あとは薬、水筒(ペットボトルが開けられないのと、節約のため)、これだけはどおにもならないシーパップ。
杖がつけるように、シーパップはキャリーバックに固定。
それ以外は横かけバックのみ。
我が家はとても札幌でもとても田舎ですが、アクセスだけはいいのです。
乗り換えはあるものの、さほど歩かなくても空港へは行けます。
ということで、チャレンジの旅スタートです。
空港についたら即手荷物は預けました。あとは出発まであまり動かないこと。
でここで1つ目のハプニング。
搭乗前の検査場がものすごい人。
中には出発寸前の人もいました。
理由は、その数日前空港のお店からハサミが消えて、飛行機が遅れたという出来事がありました。その後ハサミは無事見つかったのですが、そのすぐあとだったので、検査が厳しくなっていました。
黙って立っているだけなのですが、私にはキツイ時間でした。足も腰も痛くなりました。先にしてというわけにもいかず、杖によしかかるように待っていました。
検査場を通過。
飛行機は障がい者は優先で先に乗せてもらえました。
あとは空港まで座って。
ここで次のハプニング。
普通席は狭くて、足が伸ばせない。今まではなんとも思ったことはないのですが、膝の曲がらない私には厳しいスペースだと言うことがわかりました。
なんとか足の方向を変えながら飛行機の中を過ごしました。
更なるハプニング。
携帯の充電が減ってきたので、モバイルバッテリーを繋いだのですが、充電になりません。
携帯壊れた
とりあえず携帯使用自粛。
そんなかんなで伊丹空港到着。ここからは何度も行き来している場所。
ところがまたハプニング。
エレベーターの場所がわからない。
今までは、エスカレーターもしくは荷物を持ち上げて階段でしたが、今はそんなことはできません。
空港でも、京都でもとにかくエレベーター探し。
なぜかエレベーターって離れた場所にあるんです。
歩かなくてもいいはずが、いつもより歩かなくてはならなくなりました。
ホテルに着く頃には痛いをとおり越し、感覚マヒ状態でした。
ホテル自体は私にとっては講習会の場所まで5分ほどというとってもよい場所。
しかも安い。ビジネスホテルなので、こじんまりしていて使い勝手がいい。
まずホテルのよかった点。
きれい、静か、コンビニも近い、朝食☕🍞🌄つき。
ここがポイント。バイキングではない。
前は朝はバイキングが楽と思っていましたが、今は普段でもバイキングはパス。
持って歩くなんて至難の技。
助かります。
ドラム式の洗濯乾燥機あり。
観光客が少ない。
ここまでは満足。
たった1つ。これは多分ここのホテルだけではなく、ほとんどのホテルが同じ。
ユニットバスの段差。
今まではなんとも思いませんでしたが、この段差は本当に今回の旅の一番の試練。
杖があっても足がなかなかあがらない。コップなどを持って行くにしても不安定な格好。お風呂ももちろん浴槽が高いので、入ったり、出たりがかなりの大変。
足に障がいがある方たちはどおしているのか知りたいです。
ユニットバスでないホテルなんてあったとしても多分ほんの一握り。
大浴場のあるホテルは?と旦那さんに言われました。
1人で入れるならありなのかもしれませんが、私の体は手術痕で傷だらけです。多分みた人はびっくりすると思います。
息子のアトピーと同じで汚いと思う人もいるかもしれません。
そんなことは考えながらお風呂に入るのも嫌ですし、それなら杖を使って、ユニットバスを越えるほうがよいと思いました。
なので、せめてこの段差に置ける段がほしい。安定したもので。
これがないと京都ばかりでなく、どこにも旅行へは行けないと思いました。
毎日暑い😱☀ので、浴槽に浸からなくても、シャワーは必須。
家でも浴槽には浸かりません。リハビリで練習はしましたが、やはり大変。シャワー🛀だけです。
今回の旅で障がい者になっていろいろと考えさせられる旅になりました。
この話って健常者にはわからない話なので、拡散していただけたら幸いです。
また楽しい旅行がしたいので。
その3では今回の台風ハプニングについて書きたいと思います。
読んでいただいてありがとうございます。