建設工事の適正工期について、実現できなかった場合の悪影響、建設業がおかれている状況、工期が遅れる要因、解決策を述べよ。

 

■回答

建設工事の適正工期について

 

1.実現できなかった場合の悪影響

・長時間労働

・週休二日制の導入

・施工品質の低下

 

2.建設業がおかれている状況

時間外労働の上限規制

原則月45時間、年360時間まで。

 

3.工期が遅れる要因

関連工事との調整、資機材の調整難航

発注者の工期設定が著しく短い

 

4.解決策

解決策1:補正等の設計変更方法明示

解決策2:自然的・社会的条件の明示

 

■自己評価

 工期に関する基準が、出ているのでこれを踏まえて出題が予想。

工期のダンピングが禁止ということですね。

公共工事の発注者は当然として、注文者にも規定対象なんですね。さらに、受注する側も規定の対象なんですね。

こうなると債務負担をとるか、翌債をとるか、になりますね。

そうなると議会の承認が必要になるので、やはり土木関係者だけでなく、広く国民市民に建設業がおかれている状況を理解してもらわないといけないということですね。結局、コツコツ真面目にやって、信頼を失うようなことはしないというのがポイントですね。