建設現場における三大災害を挙げ、それぞれについて、その原因を含めて概説するとともに、具体的な労働災害防止対策を述べよ。

 

■回答

1.建設現場における三大災害

(1)墜落・転落事故

概説(原因含む):

 足場での作業、高さ2m以上の高所での作業で、作業員が転落する。

 原因は足場の未設置・取外し後に作業や、墜落を制止対策が未実施・不足。

 具体的な労働災害防止対策:

手すり先行足場の設置、足場の日常点検強化、安全教育の強化、フルハーネス型墜落制止用器具装着徹底

(2)建設機械やクレーンとの接触事故

概説(原因含む):

 重機の作業半径内の作業員と接触し、被災する

 原因は重機周辺で、丁張設置作業がある。

具体的な労働災害防止対策:

 ICT施工を推進し、丁張作業を削減することで、重機回りの作業を減らす。監視員を配備する。

(3)崩壊・倒壊事故

概説(原因含む):

 掘削箇所で土砂が崩壊。

原因は掘削深や地山の地質に応じた切土勾配となっていない。土留め対策が未実施。

具体的な労働災害防止対策:

 土留めや切土のり面の作業前点検の強化、土質・掘削深に応じた土留め、薬液注入工等の徹底 以上

 

■自己評価

墜落・転落事故、建設機械やクレーンとの接触事故、崩壊・倒壊事故は、覚えておきたいですね。

3枚ものなら、労働災害防止を最重要課題にすると、簡単に解決策も書けそうです。

新たなリスクがいいのが思つきませんが…。

気のゆるみとかでしょうか。であれば、AR,VRを活用した安全教育の徹底がリスク対策かな。