「i-Construction」の2.0版が公表された。従来と比較し、何を目指すものかを明記したうえで、概要を述べよ。
 
■回答
ICT(情報通信技術)活用による作業の効率化が中心だった従来の「i-Construction」に対し、i-Con2.0では作業自体の自動化(省人化)を目指す。
 
方向性は、「施工」、「データ連携」、「施工管理」のオートメーション化に取り組むことで建設現場全体の生産性向上を図る。
 
建設現場のオートメーション化に向けて3つの施策を実施する。
 
 施工のオートメーション化では、AI(人工知能)による施工計画の自動作成、1人のオペレーターによる複数建機の動作管理などを目指す。
24年度は建設現場における自動施工の環境整備として、試行工事を通して現場での運用ルールを検証。さらに、自動建機の機能要件の検討などにも取り組む。
 
 また、ICT施工の適用例が多い「ICT土工」と「ICT浚渫(しゅんせつ)工」で工事の一部を従来の受注者希望型から発注者指定型に移行する。
25年度からはICT施工を原則化する。
 
■自己評価
これは、令和6年度に出そうです。というか、3枚ものの、課題や解決策のネタに使えそうです。
建設DXはもちろん、防災災害系でも、維持管理でも、入札契約系でも、環境系でも、労働安全系でも、便利なネタです。
建設現場でも便利に使いこないせるとよいのですが、とりあえず試験会場で使いこなせることを当面の目標にします。