蔵出しですが。自分の記録用に。
◯J1st11節 vs名古屋
アウェイの豊田スタジアムへ。
参戦の経緯や移動の思い出は別記事に上げるとして、試合の感想を記します。
3連敗後、しかもホームで2敗しているこの雰囲気での一戦。ドキドキしながら臨みました。
このところ、内容はそれほど悪いわけではないのに、結果がついてこない状態だったかと思います。このままズルズルと連敗すれば、チーム力の低下にもつながりかねないです。アウェイとはいえ、勝ち点3が必須です。この心理状況がよい方に働いてくれるとうれしいのですが…。
という心配をよそに、チームは気持ちの入ったサッカーを展開。ピンチがあったり相手のミスに助けられる場面も少なくなかったけど、プレーに対する気合や気迫が感じられました。
パスを縦につける、裏を狙い続ける、ボールを貪欲に追うなど。特に井川、角田、谷口らのDF陣の奮闘は眼を見張るものがありましたね。
ノヴァを抑える井川の高さ、相手の侵入をことごとく潰す角田の強さ、危機の芽を摘む谷口の気配り。彼らが90分間集中を切らさずプレーしてくれたおかげで、無失点に終えられたのだと思います。
そして、忘れてはいけない守護神新井の頑張り。デビュー戦の前節も、立ち上がりの失点以外は及第点の活躍だったかと思います。今節、初勝利を手にしたのはある意味当然のことでしょう。この調子で、西部の座を脅かす存在になって、チームの底上げに一役買ってもらいたいです。いや、一役どころか主役になれ。
いい試合でした。
◯J1st12節 vsG大阪
スカパーで応援。
いや、ガンバ強いね。攻撃は宇佐美とパトだけと思っていたら、かなり人数をかけて攻めてくる。守備もガツガツ来て、ボールコントロールがままならない。正直、よく1失点で済んだと思う。特に前半は、終始押されっぱなしでシュート数は相手17に対して川崎は3(うろ覚え)。ほとんど自陣でプレーしてました。でも、これは川崎がどうのというより「ガンバ強えぇ…」という展開だったと感じました。いや、激しいわガンバ。
ところが、後半に入って宇佐美が交代すると途端にガンバの足が止まり、川崎も普段のプレーができるようになりました。そして、残り時間もわずかとなったところで、待望の追撃弾。杉本が頭で同点ゴールを叩き込みました。あとから知ったのですが、当日は杉本がジュニア時代に所属していたチームの後輩たちが応援にきていたとのこと。最後のユニ渡しは、その子たちへのプレゼントだったんですね。そういう意味でも劇的な一撃でした。
しかし、反撃もここまで。その後両チームとも点が入ることはなく、引き分けに終わりました。あぁ、よく引き分けで終われた。アウェイの地で、しかもこのような試合で勝ち点をもぎ取ったことは評価できます。しかし、それはホーム戦や他の試合で勝利していればこそ。総合的に、やはり物足りなさは残りました。スッキリしねー。
◯ナビスコ杯予選5節 vs山形
他の方がさんざん書いているので、自分も書きますw
「不甲斐ないぞ控え組!」
後半、立て続けに憲剛・嘉人・レナトを引っ張りだされてなんとか引き分け。これも不甲斐ない結果ですが、なにしろ前半にがっかりです。もうね、なにビビってんの?と言いたい。ボールは支配する。そんなのは、山形相手だったら当たり前。そこからまったく危険なプレーが生まれてこない。
なんで縦パス出さないの?なんで相手DFの間に入って受けないの?なんで裏取ろうとしないの?守備の時ガシガシいかないの?
風間サッカーは、身に付けるのにたくさんの時間と練習量を必要とします。だから、控え組がトップチームと同じプレーができないのは当たり前かと思います。本当は誰が出ても同じプレーをして欲しいですが。
だったら、できないのだったら自分ができるプレーで、ゴールに向かえばいいと思うんです。もちろん、ベースは風間サッカーですが、通用しなければ得意のドリブルで勝負してもいいし、サイドを突破してクロスを上げてもいい。ブロックだけじゃなく、ボールを追いかけて相手にプレッシャーを与えミスを誘発させてもいい。それで勝利をもぎ取ることが、控え組のやるべきことなんじゃないでしょうか。だって、アピールする場ですよ。ここは。戦略・戦術はもちろん大切ですが、監督が、サポーターが見たいのはそういう気持ちや気迫、魂のこもったプレーですよ。無難なパスを回すより、挑戦してボールを奪われる姿に拍手と声援を送りますよ。
ああ、もう、ついでだから言わせていただきますと、こういうのって毎シーズンのことのような気がします。毎シーズン、こういうことが起きて、底上げができないでシーズンを終えて、たくさんの選手が入れ替わる。これでいいんでしょうか。裏の事情はわかりませんが、時間のかかるサッカーを目指してるんだから、もう少し長い目で育てたほうがいいんじゃないでしょうか。例えば、昨シーズン在籍した金久保。彼はけっこうなテクニシャンで、なかなかピッチには立てなかったですが、輝くプレーがいくつかあったと思うんですよ。ただ、彼の見ているものと他の選手が見ているものが違ったので、目立った結果は出せないまま移籍してしまいましたが、フィットすれば面白いと思うんですよね。時間が必要なんです。血の入れ替えは大切ですが、ああいう選手を2年3年かけて育てるほうが、結果的によいような気がするんですよね。彼の気持ちやチーム事情など知らずに書いているので、見当違いかもしれませんが。
今シーズン加入した船山や杉本はもとより、橋本・中野らも育てて欲しいと思います。三好や板倉は当たり前ね。レンタル移籍で戻ってくる選手もね。
出場しなくても、長いこと在籍している選手もいるんだよね。なにが違うのかな。
あー、好き勝手書いたらお腹すいちゃったー。アイスでも食べよっと。
土曜日は勝つぞー!