負ければJ2降格の場合もあるC大阪は、必死で勝ち点を獲りに来たのでしょう。川崎が2度先行するも、後半終了間際に追いつき勝ち点1を獲得。自力でJ1残留を決めました。
C大阪の得点者は、2得点とも横山知伸選手。言わずと知れた、昨季まで川崎フロンターレに在籍していた選手です。見事な恩返し弾、おめでとうございます。
…しかしフロンターレ、都倉選手といいこの横山選手といい卒業した選手に弱いねー。どんだけお人好しなんだとw
あれ?ジュニには決められたんだっけ?www
テキストとJリーグタイムの情報のみなのでなんとも言えませんが、試合結果を知った時にはがっかりしました。実はワタクシ、事情により当日日産スタジアムにおりました。横浜FMと鳥栖の試合を観戦していたのであります。もちろん、魂は長居に飛ばしておりましたので、責めないでいただきたい。責めないでください。お願い責めないで。
隣席にはなぜかフロサポの奥様。ふたりで、入らない電波にイライラしながら情報を追っておりました。
憲剛のミドルに歓喜、ヨコの同点弾に複雑な心境、悠様の勝ち越し弾に大喝采!そして、ピッチに登場したタニに声援を送っておりました。川崎の勝利を確信し、先日書いたブログからどうつなげようか思いを巡らしながら…。
その後、なんやかんやで慌ただしくなり試合結果を確認せず帰路に。帰宅後、さあ喜びをもう一度噛み締めるぞと意気込んで開いたメール受信箱に「得点情報 C大阪」的なタイトルが。そして落胆、落胆、また落胆。気力を振り絞って開いたメールには「90分+5分 横山」の文字が。
ああ、またか。やはりか。今季のフロンターレはこれか。はぁぁぁぁ…、と悲嘆に暮れたのであります。次のブログのタイトルも脳裏に浮かびました。「終わり良…くないぞ!」って。
まあ、ショックのあまりってわけではありませんが、しばらくブログの更新もできずに日常生活を送っておりますと、フロサポ番記者いしかわごうさんブログの更新のお知らせが届きました。タイトルは「最終節・セレッソ大阪の中村憲剛マンマーク作戦。」
どれ、試合はどんな内容だったのか、いしかわごうさんはどのように評価されたのか、ブログを読んで見ることにしました。
記事にはこう書かれていました。
「ただ痛恨の同点弾を浴びた瞬間、ドーハの悲劇のように倒れ込んだ選手たちの姿に、いかに勝ちにこだわって戦っていたのかもわかりました。試合後のロッカールームでは、風間監督も『負けてないんだから』と選手たちを励ましたそうです。」
そして、こうも書かれていました。
「それにサッカー内容としては最終節にふさわしい、今季の集大成とも言える色は十分に出せたのではないでしょうか。特にパスワークからの攻撃のテンポやリズムには、みんなが同じ絵を描いてサッカーをしているのが感じ取れました。」
涙が出ました。
最終節、選手たちは結果を出したんだな。そして、そんな選手たちを監督が評価したんだな。
そう思うと、溢れ出る涙を抑えることはできませんでした。
何度も書いていますが、大事なことなのでもう一度書きます。いや何度でも書きます。
フロサポで良かった。
いしかわごうさんが、僕が今季ずっと思っていたこと、こうあって欲しいと思うこと、最後には笑えるに違いないと信じていたことを、言葉にしてくれました。
ありがとうございます。
記事の詳細はこちらをご覧ください。ってか、このブログを読まれている奇特な方は、すでにいしかわごうさんの記事は読まれてますよねw
来季、風間監督は続投となるのでしょうか。また、今の選手たちはこのままフロンターレに留まってくれるのでしょうか。
発表を楽しみに待ちたいと思います。
もう一度言います。
ありがとう風間監督。ありがとう選手たち。ありがとう川崎フロンターレ。
そして問います。
終わり、良かった?
胸を張って応えましょう。
良かったよ!
ってね

天皇杯もがんばろう!