最近、年齢を重ねたせいか(といってもまだ45の若輩ですが)日常のことでも「なぜなんだろう?」と考えこんでしまうようになりました。
なぜ、人は仕事をするのか。
なぜ、お酒を飲みたくなるのか。
なぜ、体を動かしたくなるのか。
なぜ、犬猫を愛でたくなるのか。
なぜ、面倒だとわかっても誰かと触れ合いたくなるのか…
「だって当たり前じゃん」
そのとおり。当たり前なんですよね。
でも、しなくても生きてゆけるんですよ。
ちなみに、僕は最近家で飲酒してません。一時、毎晩必ず1本飲んでました。でも、習慣になればそれほど飲みたいとは思わないんですよね。
なぜ?
今夜、ひとつわかったことがあります。
それは、音楽のこと。
僕は、音楽は嫌いではありません。むしろ好きです。カラオケも、昔はよく行ってました。
でも、少し音楽を聴く習慣から遠ざかってました。読書と音楽を両立できなくなったのが、主な理由です。
音楽を聴かなくても、特に不便とは思わないし寂しいとは思いませんでした。大好きだった佐野元春のライブも、20周年を境に足が遠のきました。
今夜、久しぶりに生演奏を聴きました。柿生にある美容室「earch」の2周年記念パーティーにお邪魔したのですが、ゲストに麻生区を中心に活動する男女の音楽家(名前は聞きそびれました。すみません)が演奏してくれたんです。僕は、彼らの目の前に座っていました。そして、きれいな鍵盤の伴奏とともに美しく力強い歌声が流れてくると、自然と心がウキウキして頬が緩んできました。知っている曲でもないのにです。
不思議だなあ。
そこで、はっと気づきました。僕は、音楽を耳で聴いているんじゃないと。全身で感じているんだと。もっと歌声に集中すると、それは細胞レベル、いやDNAレベルで感じているんだとわかりました。
わかりましたっていうか、勝手に思ってるだけですケドw
歌を歌えば、年齢や人種を超えて人はつながることができます。
世界中でサッカーがプレーされているのは、ボールを蹴る行為が人間の根源的欲求の一つだからそうです。
人は、誰でも美しい自然の風景に涙します。
これは、体や心にいいことをDNAが欲しているからなんです。
それが、自然体ということなんでしょうね。
これからは、あまり考えすぎなくてもいいかな。
とりとめない話でした。