私事で恐縮ですが、昨夜のC大阪戦で2010年度のフロサポ生活は一旦終了となりました。
お世話になったみなさま、どうもありがとうございました。
まあ、まだ2試合あるわけですが…行けないんだもん。しょうがないジャン(-.-)y-~
とにかく、締めくくりは派手にバモったろうやないかい!と思いまして。
Gゾーンのど真ん中辺り、太鼓の人のすぐ近く、前から2列目という、年齢を考慮すればやや無謀とも思えるポジションに陣取りました。
幸い、親からもらったこの声には多少なりとも自信があったので、ご迷惑にはならないかと思いましたが、いかんせん体力的にどうかなと。少し心配でした。
なぜかというと、多摩川クラシコの応援中、貧血で倒れかけたからなのです。
前半も終わろうとする時間帯、突如襲ってきた眠気にも似たあの感覚。
「フロンター…」と両手を挙げたままグラリと傾く体。
オットトトとたたらを踏み耐えること2度3度。
もうあかん、と椅子に座り込んでしまったのです。
やっぱ、味スタには歩いて行っちゃいけませんね。着いた頃にはHPほぼ0でしたからね。あんなスタグルメの風上にもおけないような焼きそばと唐揚げしめて900円也じゃ、ゲージ1メモリ程度しか回復できないもんね。
そんなこんなで不安もあったわけですよ。Gで座ったら応援団にすげえ怒られるし。(そういうシーンを目撃したことがある)
でも、昨日は朝抽選にも行かなかったし、サッカーの練習もしなかったし、遅くまでだらっだらしてたし、アミノバイタルあるしなんとかなんべ~、と乗り込みました。
そして、自分的にはシーズン最後にふさわしいバモだったかと、感じております。
ホーム鹿島戦から天皇杯山形戦を含む中二日修羅場モ4だったわけですが、力をすべて出し切りました。
おかげで、今朝は声が出ませんでしたー。
うん、満足。
ただし、残念ながらチームを勝たせることはできませんでした。
それだけが心残り…
試合終了後は、高揚と感慨であまり感じませんでしたが、今朝、友人からのコメントを読んで脱力感と喪失感が急速に襲ってきました。
最後の生フロンターレ、勝ちたかったな…
まあ、グダグダ言っても仕方ないので、土曜日の浦和戦そして最終節の山形戦の勝利を楽しみにします。
絶対勝ってよ(-^□^-)
さて、試合内容ですが、かなり緊迫していたかと思います。
特に前半は攻守が素早く切り替わり、カウンターという刃で斬り合うような、ピンと張り詰めた冷たい空気が漂っていたと感じました。
お互い、裏を狙ってスルーパスの応酬。FWとDFラインとのギリギリの攻防。
大声を出しつつも息を飲む展開にシビれました。
しかし、哀しいかな今季のフロンターレは守備が弱い。
1失点目は、まあ事故みたいなものと考えられなくもないですが、2失点目はいただけない。
アドリアーノに、完全な力負けでしたから。
選手たち、気持ちは入ってたかと思います。決して、批判や非難されるようなパフォーマンスではなかったかと思います。必死にプレーしてたと思います。
敗因はいたって簡単。C大阪のほうが能力が高かった、うまかったと思いました。
こう言ってしまうと身も蓋もありませんが、逆に考えればいままでのフロンターレはまさしくそういうチームだったかと思います。
このチームは、うまくいってない時でも勝ちを引き寄せる、極めて高い個の力有しています。
もちろん、噛みあえば爆発的な力を発揮しますが、そうでなくても状況を打開できる選手が揃っています。
それが、今季は諸刃の剣となってしまいました。
今季、攻守の要であった3人の選手が、シーズン途中で移籍しました。
さらに、開幕当初から怪我で主力選手が離脱。大変苦しいやりくりを強いられました。
しかし、豪快な強さはなりを潜めたものの、高畠監督の手腕と代わりに出場した選手たちの頑張りで、現在のポジション獲得しています。
特に高畠監督は、火の車の台所事情で、よくここまで持ちこたえたかと思います。
残念ながらタイトルの獲得はなりませんでしたが、ある意味サプライズで就任したわけですし、上位争いに最後まで絡んだことは評価されて良いかと考えます。
ただ、幸か不幸か代わりの選手たちの能力も高かった。それが、結果的にスタイルを変えず個で勝てるチームの継続となった。
本来、このような背水の陣ならば、チームとしての完成度を上げ、堅牢な守備網や全員サッカーで戦うことでしょう。誤解を恐れずに言えば、個の能力の低いチームが勝てるスタイルをめざすでしょう。
しかし、その必要がなかったフロンターレは、少しだけそれぞれの選手の間にズレが生じ、このような結果になったのだと思います。まあ、スタイル変更の必要は感じていたんでしょうが、個の能力に最後まで甘んじてしまったのかもしれません。
それは、たぶんサポも同様で、まだ大丈夫まだまだだいじょうぶと思っていたらこんなことになっていた…そんな気がします。
等々力劇場の減少、選手に対するサポの叱咤激励という名の暴言など、サポの在り方に関しても今一度問い直す必要があるかと思います。
そんな風に感じましたが、皆さんはいかがだったでしょうか。
まあ、今年も楽しいシーズンではありました(^ω^)
現在発表されている限り、来季の補強は若手中心になっています。
これから、移籍を中心に様々な大きなうねりが、フロンターレを襲うかもしれません。
ひょっとしたら、来季は雌伏のシーズンになるやもしれません。
それでも、僕らサポは川崎フロンターレとともに闘います。
なにがあろうとも、川崎フロンターレを全力で応援します。
約束します。
残り2試合、頑張りましょう!