フロンターレ2009その1<関塚監督退任について思ふ> | そうでもなくない?

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フロンターレの2009シーズンが終わってだいぶ経ちますが、徒然に今季の感想を書き連ねてみたいと思います。

まずは、関塚監督の退任。
フロントは次のシーズンの体制を、関塚監督で進めていたそうです。
関塚監督からも、特別なにか話があったわけではなかったとのこと。
ところが天皇杯敗退後、突然関塚監督辞任の発表。
サプライズ!青天の霹靂…
理由は、戴冠のビッグチャンスを逸したからとのこと。
僕らサポにしてみたら、優勝はできなかったにせよ強いフロンターレにしてくれた関塚監督を信頼しているし、今年だって成績だけみたら全然上位だし、なにより無冠の責任を取るのであれば次シーズンも指揮して優勝してくれよ、と言いたいのです。
なんで?なにゆえ?フロンターレが嫌いになったの?愛想をつかしたの?

その本当の気持を知りたくて、送別会に行きました。
ご挨拶の中で真意が少しでも見えるんじゃないか…
そう思い足を運びました。

村上選手の気持ちも知りたかったし。
大宮の方が川崎より好条件でオファーをくれたから、というのが表向きの理由ですが。
スタメンで出場してたし、カムキャノンは期待されてたし、守備でも頑張ってたし、サポにも愛されてましたよ…
川崎、はACLにも挑戦できるチームですよ。
僕にしてみたら「なんで移籍する必要があるの?」という気持ちです。
ひょっとしたら…チームの中で何か妙な雰囲気が漂い始めてるんじゃないか…そう思いました。
やはり、4冠のチャンスを逃したことは相当な衝撃で、チームが瓦解し始めてるんじゃないか?
そんな不安にかられました。

当日は寒い中、2652人のサポが集まり、会場は粛々とした雰囲気ながらもコートが不要なくらい熱気に包まれていました。

$蹴球ふつか。あとはなにしてるの?ぷらす


残念ながら、村上選手のご挨拶の中には真意を汲み取れるような言葉は、見当たりませんでした。
ただ、「より必要としてくれている大宮への移籍を決意した」ということばからは、川崎での待遇に満足してなかったか、来季の契約内容が不満だったのでしょうね。
おっしゃることはよくわかります。
より必要としてくれている大宮なら、さらに活躍できるでしょうね。
頑張ってください。

そして関塚監督。
マイクを渡されるまでの間、僕の心は不安で不安でしょうがなくて、関塚監督がフロンターレを見捨てたんじゃないかと思ってなんだかもういたたまれなくて…
でもね、そうじゃなかった。
関さんはね、そんな人じゃなかった。
ご挨拶を聞いて、よくわかりました。
関塚監督が、なぜ退任を決意されたのかを。
関塚監督の決意の裏にあるもの、それはご自身の監督としての限界を感じたこと、と思います。
何事にも真摯に取り組む関塚監督のことですから、こんなふうに考えたのでしょう。

俺は川崎を優勝させることができなかった。
今の自分では、川崎をこれ以上成長させられない。
だから川崎の監督を、来季も務めるわけにはゆかない。
しかし、自分は諦めたわけではない。
一旦は職を離れるが、自分はもっともっと成長して戻ってくる。
そして、もしその時川崎の指揮をとることができるのなら、絶対に優勝させる…

ご挨拶の中で、関塚監督はこんなことをおっしゃってました。
「しばしのお別れですが…」

ですよねーニコニコ
関さん、待ってますよ。
等々力競技場で、選手に元気よく檄を飛ばすところを。

よーし!すっきりした!
来季も全力で、川崎フロンターレを応援するぞー!

次回、その2は「えっ?○○○のアレはいったい?」をお送りします。
そのうちねべーっだ!

$蹴球ふつか。あとはなにしてるの?ぷらす