泣いても笑っても、残り2つ。
最後に笑っていられるためには、勝つしかない。
よそ見をしている暇はない。
やるしかない。
で、やってくれましたよー

1-0で勝利。
最少得点でも勝ちは勝ち。
最後の望みをつなぎました。
攻めていたのは川崎。
当初の予想通り、新潟はがっちり守ってカウンター。
何度か危険な場面はありましたが、スタメン復帰の周平はじめDF陣がよく頑張った。
いつもの通り、エイジのビッグセーブもあった。
そして、攻撃陣が奮闘して、シュートを雨あられと降らせて相手を押し込んでました。
まあ、いつもの展開ですね。
そして、ゴールが決まらないのもいつも通り(笑)
ジリジリとした展開に、嫌な予感もふとよぎる。
会社で仕事をしながら(してないけどw)、ワンセグで鹿島G大阪戦、PCで川崎新潟の途中経過を見ていた僕は、鹿島のおせおせに胃がきゅんきゅんしてましたよ

後半25分。
テセのゴールが決まるまで、気が気じゃありませんでした。
たぶん、白髪が大幅増(当社比)になりましたw
黒津がいい仕事しましたね。
録画を見た限りでも、パフォーマンスは悪くなかったんじゃないでしょうか。
あのシュート外したの以外はwww
もっともっとできる子なんだから、来年も奮起して頑張ってくださいね

今季の川崎は、こういう展開もきちんとものにする試合が少なくありません。
前季までは、そうでもありませんでした。
攻めても攻めても結果が出ない。
しびれを切らして自滅。
でも、今季はちがいます。
我慢してがまんして、貴重な1点を決める。
大事な試合で勝ちきる。
傾いた流れを強引に引き戻す。
川崎は、さまざまな試練を乗り越えて、そのような絶対にあきらめないチームに成長しました。
まさに「しぶとい奴ら」です。
最後の最後でポカしちゃうこともあるけど、でもさらにそれをバネにする力をつけた。
そんな印象があります。
頼もしい。
期待感満載です。
ワクワクします。
何度も口にした言葉ですが、あらためて言います。
川崎に生まれて、川崎のサポで本当によかった

もうひと試合残っていますし、しばしば選手たちが言っているようにまだなにも手にしてはいませんが、最後も川崎らしさ全開で悔いのないように闘ってくれれば、よいシーズンだったと言える気がします。
満足なシーズンでしかもタイトルを手にすることができれば、もうなにも言うことはありません。
僕はただの1サポですが、全力で最終戦に臨みたいと思います。
頑張りましょう!
さて、予断は許さない状況ではありますが、最終戦の前に「勝因」を記しておきたいと思います。
勝ってもいないのに「勝因」はおかしいですが、自分なりに感じた今季の川崎がなぜ強いのか。
その理由を、勝つ前に書き残しておこうと思います。
今季の川崎の強さ。
それは、「攻撃力」にあったと言えるでしょう。
なーんだ、そんなの知ってるよ。あたりまえじゃないか。
と、みなさんおっしゃるでしょう。
各チームのサポや記者の皆さんから「反則」の称号をいただいたFW陣。
衝撃のブラジリアン+人間ブルドーザー。
彼らの得点力がなければ、ここまでの成績を残せなかったことは周知の事実。
また、憲剛のキラーパスは脅威。彼の場合、FKやミドルシュートでも得点を稼ぐ。
そこにタニ・ユースケの突破・キクの高さなど、複数ポジションの選手がまんべんなく得点に絡んでいる。
そこが川崎の強さだと思います。
だが、なぜそんな単純な事を要因に挙げるのか。
結果論ですが、第30節広島戦7-0。
これが効いたと思います。
第33節まで、川崎と鹿島では得失点差に6もの開きがありました。
いまはぐっと詰まって得失点差は2。
そして、首位鹿島との勝ち点差も2。
鹿島が勝利の場合、得失点差に関係なく川崎は2位に終わってしまいます。
しかし、川崎が得失点差で上回っていますので、鹿島が負けなくても川崎がタイトルを獲得することができます。
これはデカイです。
鹿島は、最後の最後で調子を戻してきました。
強い鹿島が戻ってきました。
どんなチームにも、おいそれとは負けないでしょう。
しかし、引き分けの可能性は十分にあります。
最終戦は、アウェイで浦和と対決。
浦和が意地を見せれば、あのスタジアムです。なんだって起こり得ます。
もちろん川崎の勝利は絶対条件ですが、こんな状況ならばモチベーションも上がるってもんです。
もし、川崎が広島に7点差をつけていなければ、鹿島の敗戦だけが望みだったわけです。
あそこで手と気を緩めずに得点を重ねたからこそ、川崎は大きな希望を持って最終戦に臨めるわけです。
これが、今季のターニングポイントであり、精神的成長の証しだったわけです。
4日後の夜、この時間、僕はどうなっているんでしょうか。
本当に、胃が痛くなるほどドキドキしています。
同時に、自然と顔がほころんでくるほどワクワクしています。
最終節柏線、実に楽しみです。
今年最後の川崎劇場、堪能しましょう。
あ、ちがうちがう。天皇杯はまた別シアターですw