最近つくづく思うのですが、川崎は強くなったなあと。
その大きな要因は、身体を張った守備にあるなあと。
以前も書いたと思うのですが、やはり勝てないチームは守備がうまくいってないですよね。
パス交換に振り回されたり、あっさり裏に放り込まれたり、マークがずれまくったり。
強豪クラブでも勝てない試合は守備が乱れてますし、逆に力の劣るチームでも守備がしっかりしていればジャイキリがあります。
いまの川崎は守備が強い。
「うまい」ではなくて、あえて「強い」といいたいです。
菊地の台頭に牽引される個の強さ。
シュートを身体でブロックするスピリット。
粘り強いマーク。
守備力が、格段に進化したと感じます。
そして、守備力進化の大きな要因が「あきらめない精神力の体得」
一丸となって守る組織力の源が、ここにあるような気がします。
だからこその川崎劇場。ロスタイム弾。
昨シーズンまでは、ロスタイムに失点する方が多かったと思います。
今シーズン、劇的な勝利を飾る川崎にはなんの不思議もありません。
だって、あきらめないんだもん。
全員が「タイトル獲ったる!」って、真剣(マジ)で思ってるんだもん。
強くなって当たり前

当然、マリノス戦でもその気持ちは途切れることはなかったし、ひとり少なくなっても「勝利」という目的のために、スタッフやサポも含めて全員一丸となっていた。
ジュニのあのプレーも、狡猾なんてものじゃなくて必死さのあらわれ。
いま、自分の持てる力をすべて使って何をすべきか?
それを考えた結果だと思います。
飯倉選手はちょっとツイてなかったけど、勝負にこだわった川崎に軍配があがった。
そういうことだと思います。
そしてこれからも、2010年元旦の決勝が終わるまで、僕らはこのスピリットで戦い続けます。
がんばりましょう!
ちょっと心配なことがあります。
守備に汗をかくことは当然としても、ジュニを走らせすぎじゃないか?
どなたかに聞きましたが、ヨーロッパ特にイングランドプレミアのFWはケガが多い。
理由のひとつが、攻撃だけではなく守備にも奔走するからなのだそうです。
確かに、長い距離を走れば疲労もたまりますし、なにより相手選手とのコンタクトが増えますから、ケガの機会も増えますよね。
ジュニの、自陣まで戻っての守備には何度も助けられています。
だから難しいとは思いますが、何とかならないもんですかねえ。
以上、とりとめなくかつ旬の過ぎた記事にお付き合いいただき、ありがとうございました。
土曜日は浦和戦。
ビシッと応援して選手の後押しします。
勝つぞ!