【王者でした】第16節 vs鹿島(H) | そうでもなくない?

そうでもなくない?

なにが あるか わからない だから あるがまま ありのまま でありたい
※映画レビュー移動しました。
https://filmarks.com/users/shin_juuuuuuuku

♪どんな時も~ 俺たちそうさ心くじけない あーおーとくろーの 誇りむねにぃ~♪
♪さーあーいこうぜ~KAWASAKIいつも俺たちとともに ぶーちーかませーよーJust Going Nowぅ~♪


鹿島は強い!
もう、誰も否定できない。
だから、優勝するには鹿島を倒すしかない。
でも、今節はそれがかなわなかった。
ホームにも関わらず。


その差は何か。
パスの速さ?シュート力?中盤の構成力?有する日本代表の数?監督の能力?


いや、正直それほど差はないと思っている。
昨日の試合を見て、そう思った。


では、それはなにか?
それはわずかな、たった一つの隙を見逃さず相手チームに襲いかかり、獲物を狩る獰猛な野生動物のようにゴールを奪えること。
それは、実力、地力、王者のメンタリティ。
言いかえればそういうものの差かもしれない。
川崎は先制点を奪った後、ひとり少ない10人相手にもかかわらず臆病な草食動物のようにパスを回す。
あたかもそれは逃げ惑うインパラの群れのようにも見えた。
方や王者は、百獣の王さながら虎視眈々と様子をうかがい、一瞬の速さで獲物を仕留める。


フロンターレがインパラだとは思わないし、いつもやすやすと狩られているわけでもない。
それに、ライオンは獲物を仕留めそこなう方が多いと聞く。
しかし、昨夜の試合ではまだ、フロンターレが王者の戦い方を身につけていないと感じた。
確かに強くなっている。また、1点リードの後、試合をコントロールしようとはしていた。
そしてそれは、途中まで成功しているかに見えた。
でも、結果的には鹿島の方が強かった。
それはひょっとして、勝ち点でいえば1にも満たない差かもしれない。
でも、勝ち点に小数点以下はない。
わずかに勝った鹿島が勝ち点1を拾い、フロンターレが勝ち点2を失った。
勝ち点の四捨五入。


悔しいけれどくやしくない。
だって、それが今のフロンターレの実力。
俺たちの実力。
選手もサポも、精一杯やったと思う。
出し切ったと思う。
前節ガンバ戦と同様、応援してないやつはひとりもいなかった。
それが、明日への希望。


エイジはこう言っている。
「でも、
どこか手応えも得られるような試合だったと思うし、自分達が成長していると感じた部分と、自分達がもっとつめていかなければいけない部分。

昨日みたいな試合だからこそ感じられたと思います。
また気持ちを切り替えて、次の新潟戦に向けて、いい準備をしていきたいと思います。」


僕たちも、そう感じている。
だから帰り道、すれ違うフロサポは口々にこう言っていた。
「やっぱ鹿島つええわ」
それはあきらめじゃなく、遠吠えじゃなく、事実をただ口にしているだけ。
敬意を持って。
そして希望を持って。
鹿島は強いけど、フロンターレも強い。
ぜんぜん負けていない、って。

だから、これからも僕らは全力で戦う。
Shout for ShoooooooooooT!


新潟戦、勝とう!


最後に、僕の大好きなこの曲を送ります。
リバプールのYou'll never walk ALONEのように、フロンターレにとって特別な曲になったらいいな。


BELIEVE

【作詞・作曲】杉本竜一

1.たとえば君が 傷ついて
  くじけそうに なった時は
  かならずぼくが そばにいて
  ささえてあげるよ その肩を
   世界中の 希望をのせて
   この地球は まわってる
   いま未来の 扉を開けるとき
   悲しみや 苦しみが
   いつの日か 喜びに変わるだろう
   アイ ビリーブ イン フューチャー
   信じてる

2.もしも誰かが 君のそばで
  泣き出しそうに なった時は
  だまって腕を とりながら
  いっしょに歩いて くれるよね
   世界中の やさしさで
   この地球を つつみたい
   いま素直な 気持ちになれるなら
   憧れや 愛しさが
   大空に はじけて耀(ひか)るだろう
   アイ ビリーブ イン フューチャー
   信じてる

   いま未来の 扉を開けるとき
   アイ ビリーブ イン フューチャー
   信じてる 


※もし著作権にもんだがあるようならご指摘ください。速やかに削除させていただきます。