リスク管理の欠如 | そうでもなくない?

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本日?発売のエルゴラ。
どうやら、川崎は開幕以来9連続失点となっているようです。


攻撃力、高い個人技、怒涛の攻め…
失点の原因は、このあたりにある。
エルゴラのコラムは、そう語っています。
簡単に言えば、攻撃から守備への切り返しの拙さが、失点につながっていると。
イケイケでポゼッションサッカーを展開している間はいいが、ボールを失った瞬間、極めて危険な状況に直面していると。
もっと簡単にいえば、カウンターの反撃に全く対応できていないと。
そういうことだと言われています。


問題は集中力だと。
そして、リスク管理が極めて不足していると。


なぜ改善できないかは、川崎の、関塚フロンターレのスタイルに依存していると思います。
守備をおろそかにしているわけではないでしょう。
弱点をないがしろにしているわけでもないでしょう。
しかし、われわれサポも含めた世間の期待が、今のフロンターレを苦しめている可能性があるのではないでしょうか。
以前、関塚監督はインタビューで次のように答えていました。
「われわれは強固な守備力が自慢。そこにスピーディな攻撃がはまれば強い」
ところが、破壊的な攻撃力を手にするあまり、またその戦法で成果が出るあまり、守備力に対する期待が希薄になってきたように思います。
たとえば、今の川崎が先制点後、強固な守備ブロックで1-0の勝利をあげた場合、われわれは満足するでしょうか。
その時は、新しいオプションを手に入れた川崎に賞賛の拍手を送るでしょう。
しかし、2試合3試合と続けばみな派手な攻撃力が恋しくなり、次第に「フロンターレってこういうんじゃないよねー」なんて言い始めるでしょう。
つまり、「攻撃的な大量得点の川崎」の鎖でクラブをがんじがらめにしているのは、われわれだということです。


突飛な考えでしょうか。


「フロンターレ」の意味は「常に最前線で挑戦し続けるフロンティアスピリッツ」。
とはいえ、つんのめってまともに走れないくらい前がかりになる必要はありません。
ここはひとつ、落ち着かせていただきたい。
試合も気持ちも。
ワンステップを実現するために。
数々の問題乗り越えてきた関塚監督と仲間たち。
不可能ではないはずです。
僕は以前、「優勝するためには優勝が必要だ」と書いたことがあります。
変な言葉ですが、「戴冠が王を創る」という意味です。
余計分かりにくいですね(^^ゞ
目的達成のためにがむしゃらに突っ走る。
とっても大切なことですが、周りが見えなくなるほどスピードを出せば、かえって危険です。
長いシーズン、立ち止まって考えることも必要だと思います。
まずは盤石な内容、そしてそれを続けること。
急がば回れです。
そしてわれわれサポも、一歩一歩でも確実にタイトルへ向かって行く川崎を受け入れるべきです。


でも、勝ち点3を意識しちゃうんだよな~。
悩む…(;´Д`)ノ