【死闘だったねー】J1J2入替戦 ジュビロ磐田vsベガルタ仙台 | そうでもなくない?

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やっぱねー、おもしろいです。入れ替え戦。
こう、魂のサッカーになるんですよね。毎年。
今年も死闘でした。
聞くところによると、今年で終わりなんですってね。
入れ替え戦は。
もったいない。
絶対に続けるべきですよ。
だって、おもしろいんだから。
誤解がないように言っておきますが、おもしろいっていうのはサッカーとしてですよ。
こういう気持ちのこもったサッカーは、残念ながらJリーグではいつでも見られるというものではありませんから。
だから、今年で終わってしまうのはとても残念です。


さて、試合内容。
全体の印象ですが、とにかくボールがおさまらない。
パスミスが多いし、トラップミスもある。
磐田が、降格の危機にさらされた理由がわかる内容でしたね。
かたや仙台も、6年間J2の壁を越えられない理由がここにある気がしました。
とはいえ、勝てば残留もしくは昇格。
両チームとも必死で戦ってます。

均衡を破ったのはいまや時の人、磐田のヤングヒーロー松浦です。
前半41分、前田からのクロスを胸でシュート!
ボールはゴール右隅に吸い込まれました。
ゴール前にはDFがひしめいてましたので、もし足元に落としていたらブロックされていたかもしれません。
素晴らしい判断です。


で、前半は0-1で終了。
磐田がリードです。


この辺から、僕の気持ちは仙台寄りに傾いてきます。
知らず知らずに、ベガルタへ声援を送っています。
やはり、牛タンカキパワーは魅力的ですから( ̄▽+ ̄*)


後半は、今年の磐田を象徴するかのような、ガッツリ守備です。
磐田は、低いDFラインで虎の子を守ろうとします。
DFが跳ね返したボールは、ほぼ仙台が拾います。
攻撃の仙台、守備の磐田という構図がしばらく続きました。


しかし、磐田も黙っているわけではありません。
虎視眈々と狙っていたカウンター一閃。
ジウシーニョのシュートは、惜しくもGKのビッグセーブに阻まれる。
はじかれたボールも、前田に合いませんでした。


一方、攻める仙台ももうひとつシュートが弱いです。
簡単に跳ね返されたり、川口にキャッチされてしまいます。
ここらあたりから、仙台にとってなんだかいやなムードが流れてきました。
がんばれ牛タン!あ違った、仙台!


後半15分、流れが微妙に変わってきます。
引いて守っていた磐田が、けっこう上がるようになってきました。
仙台に、疲労の色が見え始めます。


後半18分。仙台、まーたインターセプトされちゃったよ。
あー、ストレス溜まるわー。
だめだよー、仙台の足が止まってきたよー(x_x;)


それでも、がんばって攻める仙台。
大胆なサイドチェンジとか、おもしろいサッカーするのになかなかうまくいかないです。
疲れと焦りからか、あと一歩崩しきれません。
しかももう、気持ちに身体がついていけてないです。
グラウンダーの長いパスは、味方に届く前に全部カットされてしまいます。
パスを迎えに行けてません。
磐田が、もっと引いて守っていれば勝機はあるのでしょうけど、これだけプレスをかけられているとかなり厳しいです。


後半25分、FKからのボールを後半途中出場の平瀬が頭でシュート!
ゴール左隅に吸い込まれるボールを、川口がビッグセーブ!
直後、CKのクリアボールがカウンターになります。
前線の松浦がボールを拾い独走!
1対1からDFをかわしシュート!
ボールは詰めてきたGKに当たり、そのままゴールネットを揺らします。
松浦2点目!
松浦は、第1レグからすべてのゴールを叩き出しました。
恐るべき19才です。


このほかにも、松浦は後半27分に惜しいミドルを撃ちました。
これは、惜しくもビッグセーブに阻まれましたが、もうキレキレですわ。
こういう試合って、ニューヒーローが生まれるんですよねー。
松浦の活躍で、チームも勢いを増してきました。


対する仙台、サイドに散らしてゴールを狙いますが、いかんせん足がついていきません。
サイドの選手がボールキープするも、前線にひとりかふたりの選手しかいない状態です。
苦し紛れのセンタリングは、DFに跳ね返されてしまいます。


磐田は、残り時間が少なくなりますます勢いを増してきました。
ガンガン走ってプレスをかけまくります。
仙台は、空いてる味方にパスを出しません。
もう、周りを見る余裕もないようです。
サイドで1対1になった時も、単純にセンタリングを上げるだけ。
そして、相手にカットされてしまいます。
目の前にスペースがあるんだからさー、ドリブルしよーよー。
もう、蹴るしかできない状態なんですね。
がんばれカキフライ!ぢゃなくて仙台!


それでも後半42分、磐田ゴールに迫る仙台。
しかし、シュートは川口のビッグセーブ!
今日の川口は神です。


しかし、後半47分。ペナルティエリアすぐ外で獲得したFKを梁勇基が直接ねじ込む!
1-2!
ロスタイムはあと1分!
がんばれー!仙台ー!


後半48分!仙台最後の力を振り絞り怒涛の攻撃!
ワンプレーで4本のシュートを立て続けに放つも、すべて跳ね返される。
しあごのCKも、FWの前田がクリア。
そして、試合終了のホイッスル…


ジュビロ磐田、残留を決めました。


途中、やや緊張感の欠ける展開になりかけましたが、最後は残留と昇格をかけた魂のサッカー。
入れ替え戦にふさわしい熱い戦い。魅力的な大満足の試合でした。
サポでもないのに、大声出したり両手を組み合わせて祈ったりしてしまいましたよ。
まあ不純な動機ですが、仙台を応援していた身としてはとても残念な結果となりました。
しかし、勝者と敗者は必ずいるもの。
仙台は、この試合の悔しさを糧にして、来季こそJ1に上がってきて欲しいものです。


最後に、この試合の収穫をお伝えします。
川崎フロンターレ、来季の補強は梁勇基を獲得せよ!絶対!

この子はいいでっせー。ええ仕事しまっせー(* ̄Oノ ̄*)


あと、中島裕希を獲得しましょう。
髪型とか雰囲気とか、なんとなくユウスケに似ているので「Wユウ」でデビューさせましょうw


以上、2008シーズン入れ替え戦観戦記でしたー。


はあ、たまに長いのを書くと疲れますね。
しばらく、お休みします。


ではー(^O^)/