録画は半分しか観てませんが、大宮の作戦勝ちでしたね。
報道にもそう書いてありました。
山形戦をスカウティングした樋口監督。
ニコニコしながら帰ったそうです。
まんまとやられました。
その作戦を遂行した大宮の選手達も、お見事です。
フロンターレは悪いときのフロンターレでしたね。
ワルンターレでした。
直接の敗因は、エルゴラなど報道に詳しく書いてあるので、割愛します。
で、考えてみました。
今のフロンターレに必要なこと。
それは、優勝ではないでしょうか。
ここぞ、という試合を落とす。
これは、精神面の問題でもあります。
オシム氏曰く「タイトル争いは神経戦だ」
まさしくこの通りだと思います。
だから、何十本撃ってもシュートが入らないのかも。
タイトルを手にすることによって、勝ち方や勝者のメンタルが備わります。
首位争いや、J2での優勝。ACLやナビスコ杯決勝。
こういったものも確かに成長の糧ではありますが、優勝一発には及ばないのかもしれません。
だから、フロンターレはまだそこまで到達していない。
鹿島や浦和のしぶとさを持っていないのではないでしょうか。
「じゃあ、ずっと優勝できないの?矛盾している」
そうですね。
矛盾しています。
卵が先か鶏が先か。
優勝が先か、優勝するために勝つことが先か。
でも、そうじゃありません。
どのチームだって、最初から強かったわけではありません。
僕が言いたいのは、これだけタレントをそろえているフロンターレがステップアップするには、タイトル獲得が何よりの近道だということです。
それを、フロンターレに関わるすべての人の共通認識にしたらいいんじゃないかなあ、と思うのです。
強く、強く、優勝したいと思うのです。
それが足りないから、サポが試合後選手達を批判したり、厳しい現実にもかかわらずスタッフがニコニコしながらバスに乗り込んだり、そういったことが起こるのではないでしょうか。
※注:これらは実際に見たわけではありません。
優勝したいと強く願う。
思いは実現する。
僕は、そうありたいと思います。
最後の最後まで。
心配事。
「立ち上がりの20分を守ること。20分を過ぎればブラジル人が攻めるようになると思います」
試合前日の、井川のコメントです。
まあ、その通りなんですが。
フロンターレは、そんなブラジル人依存症でしたっけ?
とことんブラジル人頼みでしたっけ?
ブラジル人がいないと勝てない、そんなチームでしたっけ?
書いてるうちに、涙腺がゆるんできました。
樋口監督は、4トップと6バックのギャップを利用して勝った、と言っています。
この距離、これは監督・選手同士の心の距離とも言えるのではないでしょうか。
ブラジル人が真ん中真ん中へ攻めたとき、フロンターレはうまくいかない傾向がありますね。
今節もそうだったように思えます。
修正がきかなかったんですよね。
心の距離があったからではないでしょうか。
そうじゃないと信じたいですが、なんだかナーバスになっちゃって。
すみません。
次は広島戦。
僕は、会社行事で宴会の司会をやっていると思いますが、心は長崎に飛んでます。
現地組の皆さん、よろしくお願いします。
ファイト!川崎フロンターレ!
僕は、フロンターレが大好きです!