サッカー：FIFA「鄭大世は北朝鮮のロナウド」
「鄭大世（チョン・テセ）はブラジルのロナウドを彷彿（ほうふつ）させる」FIFA（国際サッカー連盟）が2010年ワールドカップ（W杯）南アフリカ大会アジア最終予選を控え、鄭大世（川崎フロンターレ）を絶賛した。
FIFAは4日（韓国時間）、ホームページを通じて「鄭大世のニックネームは人間ブルドーザー。ブラジルのロナウドを彷彿させる」とコメントした。
FIFAがW杯最終予選を控え、北朝鮮の選手にスポットを当てたのは異例のことといえる。記事タイトルも「鄭大世が千里馬の火をともす」といかにも北朝鮮らしかった。
鄭大世はFIFAとのインタビューで「日本生まれで北朝鮮国籍を持つ若者たちのため、最善を尽くしたい」と語った。
FIFAは「北朝鮮には韓国の朴智星（パク・チソン）やサウジアラビアのカタニのような突出した選手がいない。しかし北朝鮮は、彼ら自身の力で勝利できる力を持っているため無視できない」と分析した。
また1966年のW杯イングランド大会当時、イタリアを撃破し、準々決勝で惜しくもポルトガルに3－5で敗れた北朝鮮の華麗な過去を説明し、鄭大世の夢を紹介した。「44年ぶりに北朝鮮をW杯本大会に進出させた後、英プレミアリーグに移籍したい」と鄭大世。
韓国、サウジアラビア、イラン、UAE（アラブ首長国連邦）とともにB組に属する北朝鮮は、6日のUAE遠征に続き、10日午後9時に上海・虹口 スタジアムで韓国との2回戦を行う。累積警告でUAE戦に欠場する鄭大世は、韓国戦に照準を合わせ、調子を上向きに調整している。
なおKリーグ移籍について鄭大世は、「まだKリーグに移籍したいという考えはない。僕がいるべき場所は日本だ」と話した。
キム・ソンウォン記者
スポーツ朝鮮／朝鮮日報日本語版
とうとう、FIFAの正式なコメントでも「北朝鮮のロナウド」と言われてしまいました。
そんな、すごい選手じゃないですよ、ほんとにもう
でも、これに慢心せず努力し、高い評価に見合う活躍をして欲しいと思います。
彼は、表向きはアレですけど努力家で誇り高き漢です。
これからも応援しますよ。
がんばれ！テセ！
