いつも、長男のM樹の隣にいる女の子がいます。
Yちゃんです。
M樹いわく「凶暴なおんな」なんだそうです。
ときどき、彼の世間話に出てくる女の子です。
初めて見かけたのは、小学校のクラス発表会みたいなイベントのときです。
クラスの半分ずつ、交代でお客さんの相手をします。
残りの半分は、よその教室を見に行きます。
僕が、次男のK平の出し物を見ていたときです。
M樹が、友達を連れてK平の教室にやってきました。
一人は、僕も知っているK太♂。もう一人は、はじめてみる子♀です。
「ははぁ~ん」 ( ̄+ー ̄)キラーン
この子がYちゃんだな?ピンときました。
後で聞いてみると、やっぱりそうでした。
女の子の友達ではなく、M樹といっしょに行動してるってことは…
クラスメイトの集合写真でも、なにげに隣にいるし。

そこで、なにげにさらりと聞いてみました。
「ねえねえM樹ぃ、M樹とYちゃんってつきあってんの?」
「は?わかんね」
…わかんね?って
普通は小学三年生ともなれば「つきあってねえよ!」とか言って、大否定するじゃないですか。
それが、否定するでもなく肯定するでもなく…
お、大人のコメントですか?
芸能人かよ!
まあ、その後何度か確認した際は、否定しておりましたが。
ビミョウです。
そして昨日、二人の関係を決定づける新たな事実が!
母 「鉛筆の先、丸くなったら削りなさいよ」
M樹「鉛筆削り、ないんだよねー」
母 「どうしたの?まさかなくしたの?」
M樹「Yちゃんがさー、『貸してっ』って言ったまんま返してくれないんだよねー」
(オヤジはこのあたりからニヤニヤが止まりません
)
母 「ちゃんと返してっていったの?」
M樹「言ったんだけどさー、もうカバンにしまっちゃってんだよねー」
もうたまりません。
オヤジが首をツッコミます。
「M樹ぃ、Yちゃんは何で返してくれないと思う?」
「え?なに?なんて言ったの?」
「なーんでもなーい」
Yちゃんがかわいそうなことになるといけないので、あんまり意識させないようお茶をにごすことにしました。
なんか、ほのぼのしてていいなあ。
オヤジの子供時代、こんなのあったかなあ。
変に発展したりしないで、しばらくビミョウな距離な以上未満で、お友達しててほしいな。
小さな恋の足音でした。