実は、荒木飛呂彦先生の「ジョジョの奇妙な冒険」が好きです。
- ジョジョの奇妙な冒険 (4) (ジャンプ・コミックス)/荒木 飛呂彦
- ¥410
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- 「詩と批評ユリイカ」という、アンダー系?の文学専門誌があります。
普段、まったく縁のない雑誌ですが、11月臨時増刊号は「総特集 荒木飛呂彦ー鋼鉄の魂は走り続ける」。
ジョジョ誕生20周年の特集だそうです。
ということで、ジョジョサーガ第5部まではほぼ初刊をそろえている程度のフリークな僕としては、ネットで即注文しました。
- ユリイカ 2007年11月臨時増刊号 総特集=荒木飛呂彦~鋼鉄の魂は走りつづける
- ¥1,200
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内容は…難解です(^^;)
たとえば、
「言いかえれば、『ジョジョの奇妙な冒険』のうち、メロドラマ(二元論)を引き受けるのが傍役と主役たちであり、悲劇(ここでは弁証法というよりむしろ一元論)を引き受けるのが自己の信念と実践に殉ずる神父やブチャラティのような準主役たちだということになる。」
たとえば、
「しかし、それが全面化するのは七部においてであり、しかもそこでは各人に固有の自己犠牲のあり方自体が多様化し、どれかひとつが特権化されることなく、抗争的=対話的な関係の渦巻銀河 spiral galaxy を形成します」
…む、難しい(^^ゞ
それでも、真のジョジョフリークの皆さんがお書きになっている文字を辿っていくうちに、無性に第一巻から読みたくなってしまいました。
荒木飛呂彦先生は、今でも第7部ともいうべき新章ジョジョの奇妙な冒険、「Steal Ball Run」を連載中です。
さすがに、ウルトラジャンプは買っていませんが(習慣漫画雑誌との決別は、約2年前に済ませました)、単行本は楽しみにしています。
ご存知の方も多いと思いますが、かなり独特な表現を多用いや全用しているので、好みは分かれるところですが、純粋な少年漫画としても楽しめるので、本屋で見かけたらぜひご一読ください。
あ、ちなみに僕は「アブナイひと」ではありませんので、いちおう弁解しておきます(笑)