【感謝の表し方】 vs横浜FC | そうでもなくない?

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三浦知良選手

日経新聞10月5日号に掲載された、横浜FC三浦知良選手の連載から抜粋。

コラムは、「先月のリーグ戦でメンバーを大きく変更した川崎がリーグ側から批判されている」から始まります。

当然ですが、三浦知良選手は協会よりも選手・サポーター側に立っています。

「川崎は週末のJリーグの後にイランに移動、標高1500メートル超の高地で水曜日にACLを戦い、帰国して再び中3日での試合だった」と述べ、さらに「次のACLが3日後に控える強行日程」「日本代表中村憲剛の疲労」をあげ、「テレビで観戦したけれど、みんなクタクタだった」としています。

そして協会側の意見を「サッカーの厳しさをわかってくれていないと感じた。」と述べています。
Jリーグ幹部の柏戦に言及した「サポーターへの裏切り」発言を、「出場した選手への侮辱」と切り捨て、自身のサントス時代の経験を例に出し、「『何で補欠が出るんだ』みたいに非難されたら、僕なら黙っていられない。プロとして『オレをバカにするな』と言う」として、1選手として意見をくださっています。

それでも最後には、立場の違う意見も尊重し、対立だけではなくコミュニケーションも必要と締めくくっています。

三浦知良選手は、中山雅史選手に選手会の議題として、ベストメンバー規定の是非をあげてもらうよう掛け合ってくれてもいます。

明日10月7日、川崎フロンターレは国立競技場で横浜FCと対戦します。
三浦知良選手の発言は、川崎に対してなんら特別な感情の上に立ったものではなく、1選手として日本のサッカー界のためを思ったものであることは明白ですが、それでも川崎サポとしては頭を下げざるを得ません。川崎サポとして、またサッカーを愛するひとりの蹴球人として、三浦知良選手には感謝の意を表明したいです。

明日の結果いかんでは、横浜FCの降格が決まるかもしれません。
それでも僕たちは、勝たなければなりません。
全力を出すこと、試合を盛り上げること、それが三浦知良選手に対する礼儀に違いありません。

だから、がんばっていきましょう!
明日は勝つぞ!
ファイト川崎フロンターレ!