料理の味付けや調味にまだ慣れていなかった頃、
いつでも変わらない味が作れるように
自分なりのレシピ帳を作ってバインダーに綴じていました
それをキッチンの食器棚のあいているスペースに
他の料理本と一緒に立てかけて常備していました。
最近では、めったに開かなくなったこの帳面
手作りの料理帳
料理中に水が飛んでも字がにじまないように、
紙をビニールシートに入れたり、両面印刷にしたりして
色々工夫もしていました
昨日、子どもたちが私が作ったこの料理帳をもとに
自分たちでページを開いて、この通りに作ってくれたのです
その中の一品、和風スパゲティ
昨日は5月第2日曜日 母の日でした
料理帳には具材の量を「適量」と曖昧に記してあったせいか、
子どもたちには分量が分りづらかったのか、
具材が少なかったのですが、味は美味しかったです
最近の料理ではめったにこのレシピ通りにしなくなり、
この味が懐かしく感じてしまいました
昨日の母の日は、
二人がちょっとした料理を他にもしてくれました
この機に、久々にページをペラペラとめくって見ていましたら...
中には、高校の家庭科、料理実習のメニュー(ポークビーンズ)も
綴じてあったり、新聞記事に載っていたもの(パンナコッタ)が
切り取ってあるページもありました懐かしい...。
娘や友達から受け取ったいつかのお手紙まで...
こんな時もあったナッと思い出して、じ~んときました
そんな思い出の料理帳を、子どもたちが活用している今は
当時、こんな風に使ってもらえることになるとも思わずに
ただ、無邪気に作っていた自分がいました