病気の始まりって

 

きっとあの頃

 

 

当時の私は興味のあるほうに進んでいく人

 

お仕事しながら、バイトもして、かけもち。

 

どうせ収入を得るなら、

 

気になることを選んでいた

 

 

カフェ?の店員の仕事から

 

デスクワークの仕事についてみたいと思ったのが

 

間違ったのかな

 

それとも必要な人生勉強だったのかな

 

 

なんか、地獄の日々の始まりだった。

 

 

正社員として入社することになったんだよね

 

 

「どこの大学だったの?」という問いかけに

 

『え?高卒だけど?」と答えると

 

「そうなの、なんか、聞いちゃってゴメンね」

 

という、反応に

 

初の衝撃を受けました。笑

 

 

おお、高卒というのは、謝られてしまうような

 

学歴なのかい?と、不思議だった。

 

まぁ、それしか選べない家庭環境というのもある

 

大学というよりも、専門学校に進みたかったけれど

 

中抜け?した親がいたので

 

その時点で『働かなきゃ』に切り替わったけど。

 

 

それまで気にしてなかったのに

 

その日から気になりだしたな~

 

 

そもそも、その会社は大卒しか雇用せず

 

悪気なく聞いたんだろうね。ということで

 

違和感があるけれど流せるとして

 

 

流せない状況は、用意されていた。

 

 

仕事初日、引き継いでくれる社員さんが

 

泣き始めた。

 

なかなかシュールな立場の私がオロオロしていると

 

「ごめんね、私もこのポジションに来て、1週間なんだけど

 とてもやっていられなくて、配置換えを頼んだの」

 

そう言って続けざまに

 

「あなたは頑張ってね」

 

・・・って、おいおい。

 

 

どういう部署?という始まり方。

 

ただでさえ、バイトしてた子が中途採用

 

視線を感じてはいたのだが、それだけではなかったのか?

 

その謎は数日たたないうちに分かるんだけれどね

 

多分、私がいたのは、ブラックなところだったんでしょう。

 

 

でもね、

 

人生の中での持論が

 

『努力と根性』だった私です。どんなだよ。

 

頑張ってしまうんだよね、

 

途中ノイローゼでいなくなった先輩を見ながらも

 

私はそこで、3年9ヶ月、頑張っちゃったんだよね・・・

 

 

どれだけ過酷か話すと、別の物語になってしまうから

 

病気の視点に戻すと

 

とてつもなく、残業した訳ですね。

 

 

当時、婚約中で、挙式までの間の同棲期間もスタートしていた。

 

人生の切り替わりで大変なところに

 

とても大変なことが重なったんですよね。

 

 

朝は7時には会社に行くようになり

 

遅いときには終電ギリギリまで仕事していた。

 

 

かわいそうなのは、当時の旦那さんだよね

 

 

だから、出かける前に、夕飯の支度して

 

トレーにすぐ食べれるように並べて

 

お箸もセットしてサランラップに

 

(温めて食べてね)のメモ貼り付けて、出かける。

 

 

意地になって仕事をしてしまったのは

 

一番最初の社員の時の、入社式の社長の言葉

 

「貯金をすること、3年は同じ場所で働くこと、

  これが私からの希望することです」

 

ある意味バカ正直な私は、3年頑張るつもりで意地になってた。

 

 

でもね、人間なのよね

 

機械ではなかった。

 

日々の睡眠時間が削られていく中で

 

まずは視力が悪くなり、

 

「お前、仕事中にチャラチャラ、カラーコンタクトなんか入れるな!」

 

と、無駄に怒られ始める。

 

『はい?裸眼ですけど』

 

「嘘つけ!目がグレーやぞ!」

 

 

これは、どうなっていたんだろうね。

 

病院、その時に行かなかった。

 

いく暇もなかった。

 

ある日、乱視のひどいような状態になり

 

目の前で仕事する人の顔も分からなくなり

 

当然仕事にならなくて、そのあと、どうしたのか?

 

忘れたけど。

 

 

そういう異変が、増えていくのです。

 

長いので、また。

 

 

     ひかり