kindleで読む萩原朔太郎。
とうとう届いた。kindleOasis。結構デカイ。
wifiの機器も買っていたので、どーにかこーにか試行錯誤の結果、一時間過ぎた頃にはすべての設定が終わっていた。
さて、Amazonにも繋げたし、さっそく読んでみるか……と、萩原朔太郎の『月に吠える』をダウンロードしていたのでタッチ。
――いやあ、実はまだ序文の北原白秋の寄稿文のようなものを読んだだけだけど、言語感覚というか、古びない凄みというか、とにかく瑞々しい。
読み心地は、まあ……本音を言うと、紙のほうが良いっちゃあ良いが、e-inkもなかなかのもの。
単に設定で骨が折れたため、持病のこともあり疲れが出てきてしまって読み進めていないのだが、他にダウンロードしていたゲームブックもあることだし、愉しみが増えた。
本音を言えば、「これで無くさずに済む」というのが一番の利点であるのだが。
『月に吠える』が入っていた詩集は持っていたものの、部屋の整理の際にどっかにいってしまった。
本棚置けるほど部屋は広くないし、本は溜まっていくし、お手上げ状態のときに決意したkindleだったが、買って損はなかったと思う。
なにより、著作権切れの本が無料ってのが、堪らなく良いねえ。
でも、そんなこと言ったら「この詩人、もうちょっと早く死んでいてくれたら……」などと不謹慎なことを考えてしまうので、自重したい。
取り敢えず少し休もう。設定が意外にキツかった……。