「男女平等」をはき違える人。 | レアさんのブログ

「男女平等」をはき違える人。

最近、相撲を楽しみに観ている。

 

そこで思ったのが「男女平等をはき違えている人、いるよなあ」といったこと。

 

昔の話になるが、とある女性府知事が「任期中に、大相撲の土俵に上がりたい」と喋っていた。

 

この府知事は男女平等以前に、大阪府の物凄い赤字を隠蔽した上に退職金数千万円を黙って受け取ったという、とんだ悪人であるのだが、「男女平等」を目指した発言で、「女性禁忌」とされる大相撲の土俵に上がりたいと発言していたらしい。

 

その発言を受けて、たしか『そこまで言って委員会』だったと思うが、女性の芸能人が「男性が宝塚に出られないのと同じだよね」と反論していた。

 

「そりゃそうだな」と思ったのが、私の率直な感想だった。

 

女性は大相撲は無理。男性は宝塚のステージは無理。

 

これは、「存在しても言い〝男女差別〟ではないのか」と、改めて考えさせられた。

 

後の話になるが、大相撲の興行中に、力士が心臓発作か何かで倒れたことがある。その際に救急処置の知識があるおばさん数人が土俵に上り救急措置を施したときに、開催側に「女性の方は下がって下さい」と言われたのに対し、「救急措置のために上ることは許されないのか」といった問題もあった。

 

この場合は仕方がないとは私も思うのであるが、もし宝塚のステージで逆のことがあったら……と思うと、複雑になる。

 

そんなときに限って、女性擁護団体が出しゃばってくるんじゃないかなぁといった懸念は拭い去れない。

 

行きすぎた「男女平等」は、訳の分からない権利主張に繋がる。現実に外国では「男性が上半身裸で歩いても問題ないのに、女性が上半身裸で歩いてはいけない理由が分からない」といった理由で、上半身裸で若い女性が街頭を歩くといったこともあったらしいが、それに対して日本のアメブロのトップブロガーが「合法になってもしたくないこと」として、その件を挙げていた。

 

第一、「自由の国」が「自由と責任は表裏一体」といった単純な理論を理解できていないように、男女平等論者には、単純に「女性優位」を「男女平等」と思っている人も少なからずいる。

 

「平等」を求める人には、何をもって「平等」とするかの基礎理論をがっちりと武装してもらいたいと思う、今日この頃である。

 

あと、ちなみに日本の法律になるが、女性が露出狂のような格好をして、男性がじろじろと観たとしても、男性が罪に問われることはなく、女性が「猥褻物陳列罪}に問われる可能性が高い。「出したけど観るな」といった女性の意見もあるかも知れないが、そこは「自由と責任」の話であり、乳を出すのは自由だが、行きすぎた行動にはそれなりの「責任」が伴うことを忘れてはいけない。