国立前期発表日、


仕事が手につかない中、

発表時間が刻一刻と迫ってゆく


時間になった...


私は今までの人生で一番緊張していたと思う


とてもじゃないけど、発表のクリックなんてできない滝汗


息子からの連絡を待つが、こないあせる


1時間待っても、連絡が来ない


やっぱりダメだったのかな

受かってたらすぐに連絡くるよねあせる


いろんな思いが交差して、

自分でもよくわからない気持ちになっていった


浪人期を思い返せば、

1年でよくここまで頑張ったよね


旧帝大にチャレンジするなんて、

1年前は全然想像してなかったな


冠模試後、思うように点数が伸びなくて

絶句していた息子の顔


共通テストの前の1ヶ月は

しょっちゅう大きく深呼吸してから

疲れた汗

と言ってた息子


すごいプレッシャーと闘っていたんだろうなちょっと不満


昨年落ちた大学はリサーチA判定

チャレンジする大学はC判定


浪人生やし、あとが無いから、

A判定のところに出願した方が良い


いやや

それならなんのために浪人したのかわからない

浪人して、やりたいことが

見つかったんや

やりたい事にチャレンジしないと

大学生活も意味がないやん


このやりとりを何度も繰り返して、

最後は息子の気持ちの強さに折れる形で

出願先を決定した


卒業した高校の担任の先生に

旧帝大に出願すると伝えに行った日


職員室でいろんな先生に囲まれて

まさか〇〇(息子の名前)が旧帝大受けるようになるとはねー!

って言われたんよおねがい

と嬉しそうに帰ってきた息子


二次試験までの期間は、

本当に集中して頑張っていた


受験当日

今まで応援ありがとう

がんばってくる

とLINEで力強いメッセージをくれた息子


ふとそのLINEを見返しながら

ぐちゃぐちゃになった思考から、

この1年間が走馬灯のように蘇ってきて

涙が止まらなくなってしまった私あせる


もし息子が落ちてたら、なんて言葉をかけよう


そんなことを考えてたら、夫からの着信📲





〇〇(息子の名前)、今やっと合格発表見たみたい



ダメやったわ


怖くてなかなか発表見れなかったって


だいぶショック受けてるわ


発表時間から2時間も経って、

ようやくパソコン画面をクリックでしたらしい


ないわ


と呟いたきり、部屋に行ったという息子


たぶん泣いてたんだろう


つづく