過去
それからも
週に何回かは連絡がきてた。
彼はとても忙しい時期だったから
常にいろんなところを飛び回っていて
彼自身自宅で眠ることは
何ヶ月もできていなかったと思う。
行った先の写メールがきたり
電話で話したり
メールは1通きて
返事を返すと終わりで
また忘れた頃にくる感じで
その合間に
電話がきても
話す時間は短い
でもそれだけでも
私は舞い上がっていた。
少しでも繋がって
いられることが
嬉しかった。
この時から
本当に恋をしてるんだと
気付いた。
彼のことを見に行くことが
決まっていたから
嬉しさと多少の
気まずさを感じながら
彼に会えるところに
応援しに行った。
行く前に電話で
席どこらへんなん?
と聞かれても絶対言わないで
探して
と言っていた。
彼はいつだって
私を見つけてくれた
見つけてもらえれると
本当に嬉しくて
特別な感情が増していった。
このときと同じような目で
今もずっと
見ていてもらいたかった。
私を見つけて
見せてくれた笑顔が
今も褪せることなく
鮮明に
蘇る
あのとき
流れていた音も
目が合った瞬間
なにも聴こえなくなって
彼しか見えなくなって
息さえしずらいのに
心地よくて幸せだっだ。