戦いやケンカは嫌いだ。

小さな頃から、
他の家族がケンカしていたりすると、
家が安全な場所じゃなくなる気がして、
嫌だった。

末っ子だから、
初めから、そういうものが用意された世界に 
後から生まれたわけだから、
そこでどう生きるかに思考が向いていたのかな
と勝手に思っている。

例えば、
兄弟の悪い例から学習して要領よく立ち回ったり
荒れている人に気を遣ったりする。

あくまで自分はプレイヤーではない。
主役脇役の周りの裏方。

、、、と本人はそのつもりだったのだが、

元来、天然娘だった私だから、
相手からすれば、
私が生まれて家族の力学に変化が生まれたり、
その存在にイラついたかも、しれない。
要は私が何かの元凶とまではいかなくても、
引き金の役割や影響を及ぼしていたはずで、
私だけが、プレイヤーじゃなく蚊帳の外にいた
新参者の部外者であり続けた、というのは、
間違いだろう。


話がそれた。


とにかく、それでもこれだけは言える気がする。

私はケンカが嫌いだ。

ケンカがケンカを呼び、
売り言葉が買い言葉を呼び、
どんどんこじれていく姿をみていたから。

なんて不毛なんだ、とつくづく思っていた。


だから、自分が知らず知らずに
同じようなシナリオに巻き込まれていたり、
自分こそ、がその火種を持ち込んでいた、
と知った時は、本当にびっくりしたし、
心底ほっとした。


ほっとしたのは、


このカラクリを知ったなら、
こんな世界が当たり前じゃない世界
(=こじらせずに、共存しあえる世界)
に行ける!
そう思ったからだ。


また、話がそれた(笑)


とにかく、私はケンカが嫌いだ。


しかし、しかしである。


今空手をやっている。
ようやく本題^_^


相手のコメカミをうつ!だの
急所を守る!だの、
一度倒して横に寝ている敵が
復活しないかに気を配りながら
前を向く!だのを、教わっている。
血、血なまぐさい^^;


要するに、対極なわけです。


それが自分でもなんとも面白い。


そういえば、戦う、と聞くと
必ず思い出すアニメがある。




彼ら細胞も毎日戦っている。
これを子供が観ているのを横目で眺めていると、

「だから、私も戦うのだな」
なんて、

なんだかするっと、受け入れてしまう。


もちろん人間関係に対話は必要なんだけど、


生きている私の細胞は、
今この瞬間にも絶え間なく戦っていることは
普通に忘れない方がいいよな、
となんとなく思う。


というわけで、


今のところは、
1細胞になったつもりで、深く考えずに(笑)
これからも戦いのワザを学んでいこうかな、
と思ったりしています。