身体がカタイ。

子供の頃から、カタイ。

開脚なんか、開くのは90度ちょっと。
開脚して頭を床につけるなんて
人生に一度もない。


つけようとすると、
体中のスジがつり、
膝裏が浮いてきて、
それどころではない💦

小学校の体育で、ベターとなる人達を見て
あ、骨の付いている方向が違う、
と思ってしまった。

もちろん彼らは努力などしていない、
生まれつきなのだ。
だからこそ、そう感じてしまったのだ。

それに、
出来なくても、まあ、困ったこともなかったし、
無理にやろうとすると、
骨かスジが破壊される気がしてコワクて、
努力なんか決してしたことはなかった。



それが、最近、ついにやるようになった。



空手のせいだ。


いい歳して始めた空手は、
蹴りの時、足を高く上げる必要がある。


今の私には、
上段蹴りが、中段蹴りにしかならない(^^;;


いや、それでも、
やり始めはあまり気にしていなかった。


私の人生において、
上段を蹴る必要があることはないからである(笑)


先生に聞いても、  


ものすごい上手い人で、異常にかたい人が
いるそうで、
それならそれで、やりようがあるらしい。


そんな人ごとに、安易に飛びついて、
いったんは気にしないことにした。



それが変わってきたのは、
同じ道場の人で、ペターとつく人が
昔は私より硬かったと知った時だ。


ものすごくビックリした。


毎日風呂上がりに、少しずつ少しずつ
頑張ったそうだ。


継続は力なり


柔軟でだけは、いや、私の柔軟でだけは
絶対に有り得ない、
と固く信じていたフレーズが、
頭に浮かんだ。


その時、生まれて初めて
柔軟やってみようか、
と思った。


とは言え、壮大な一大決心なんかじゃなく、
どこか面白がっている自分がいる。


継続が力なり、なんて信じている人がいるなら、
もう少し世の中は、粘り強い人であふれているんじゃなかろうか、いや、というか、
誰より私が信じていないじゃないか、
なら、一丁、信じさせてもらおうか、
出来るもんならやってみな、みていてやるから。
出来たらマジびっくりしてやるよ。


という、もはや誰と誰の会話かよく分からない
脳内の笑えない漫才状態である。


多分、真剣にやっちゃ、続かないな、
というのが根底にあるのだろう^_^


でも、水の流れが石を削るのは信じている。


私も、それくらいの年月粘れば
ありうるだろうな。


というわけで、しばらくやってみます(笑)