最近娘が、Todoリストを作成しました。
学校にいる間にやらねばならない、雑事の予定
を整理するためです。
1週間に一枚ずつ作っています。
説明しますと、
今の小学生は、娘6年生いわく、
なかなかブラック企業のようでして(笑)
休み時間にまでいろいろやることがあります。
(つまり、休みは、結構休めない)
図書の返却。
図工の作品か出来なかったら残りをやる。
班でやるワークで
時間内にまとまらなかった話し合いをやる。
委員会活動や、
クラブの作業の宿題や残りをやる。
体育の着替え。
時には運動会や音楽会の練習の補充。
学年横断活動のとりまとめ、作業。
他にも、
みんなで外で遊ぼう企画が決まったら、
必ず行かなければならない、とか。
などなど、たくさんあります(^_^;)
高学年ほどやること溜まっています。
1日でも学校休むと、また大変ですっ。
ゆっくりトイレに行ったり、
ボーっとしたりする暇は、
娘にはないようです。
それぞれにいろんな先生が担当しているので、
担任ですら、
どの子かどのくらい用事をかかえているか知らない。
先生は自分の課題しかみえていないから、
これくらい出来るやろ、
と安易に突っ込んできます。
要は、縦割行政の弊害みたいなもんです。
で、小学生当時の私のように、
「先生、ちょっとパンクするわあ。
今、アレもコレもやらなあかんしいー❗️」
と言える子はいなさそう。。
昔より担当の先生がたくさんいるから、
誰を相手に文句を言えばいいのやら、
という、具体的な問題点もあります。
要領のいい子は、
共同作業の類を
無理してでもまじめにやる子に
押し付けます。逃げます。
んー、社会の縮図です。
今時の子供は!などという気は毛頭起きません。
さらに、教師の中には、
説明が分かりにくい人も当然います。
その場で確認できなければ、
また聞きに行くために休み時間が潰れます。
そんな教師に限って、「言うたやろ!」
と説教しがちだから、聞きに行くのも
精神的にきついそうです。
お互い人間ですからねー。
先生の説明がわかりにくいこともありますよね。
その場で質問が出にくいのは、
そもそもキレやすい先生だったりするので、
子供もつらい立場です。
なんかうざい上司のいる職場みたいだな。
必ずしも、子供だけがいつも不注意だと
は限らないのです。
んで、うちの子は説教されるのはイヤなそうなんで、
その場ですぐ質問するというのを
取り入れると言っていました。
流石にすぐに「○○とはどういう意味ですか?」
と聞かれたら、
自分の説明が誤解されたと分かり、
説明してくれるでしょう。
で、Todoリストに戻りますと、
それほど多種多様な雑事にあふれているので、
うちの子は、よく忘れるのです。
明日、何仕上げてなきゃいけないんだっけ?
どう仕上げるんだっけ?
家での積み残し宿題なんだっけ?
と前日夜に慌てます(^_^;)
もちろん、他の子も忘れるだろうし、
忘れても、説教されても平気な子もたくさん
いるだろうけど、
うちの子は、あの空気に耐えられない、
と言います。
なら、うっかりミスを減らすしか、ない。
で、Todoリストが登場です。
来週までに仕上げるもののリスト、
やり方すらよくわからないから、
先生や友達に事前に確認すべきものリスト、
誰に聞くか、どうやっていつまでに確認するか
も、細かく書いていました。
どれもコレも一夜漬けでは、無理だし、
クラブ、委員会なんかは、
メンバーがクラスをまたがっているので、
よそのクラスにまで確認に行きます。
これも、よそのクラスに意味なく越境するな、
というルールがあるらしく、やりにくい、
らしいです。
基本、お互い忙しいわけだから、
1週間余裕が必要なわけです。
まるで、
大企業で、いろんな課を駆けずり回って情報集めて
雑多な仕事している新人ちゃんのようです(笑)
作った翌日は、帰宅後
「めっちゃはかどった!スッキリした」
とVサイン出ていました♡
社会人になったら、役立つだろうな。
あ、ちなみに娘の担任はブラック企業化している
小学生の日常に気づいていました。
しかも、家に帰ると毎日のように塾やら習い事が
ある子供達は、
ホントしんどいはずだ、と。
だから、娘のクラスはわりと宿題も少ないし、
毎日の宿題は少なくして、
事前に数週間与えてさせる、
見通しの長い課題を与えてくれています。
大学生みたいですよね。
それほど、彼らは、昔の小学生とは違う、
のだなあ、と感じました。
利用者目線?アンケート、
小学校でも必要な気がする。。。