最近知ったことで、おおーと思ったことに


代謝が上がると、
時間の流れが遅く感じられると、
いうのがあります。


Eテレの番組で学者さんが言ってました。


確かに、体の時計が早く打つなら、
実際の1分より体の1分の方が早く感じられる。


なるほどー。


朝走るようになって、
単位時間あたりの活動が濃くなったように
感じていたのですが、


私の代謝も上がったということなのかと
この番組を見て、妙に納得しました。



というか、そもそもの話、
 

実際の1分なんて、
時計が発明される前まではなかったのだから、
生命体個々の時計が、
絶対時計だった期間の方が長いよね、
とも思ったり。。


昔の日本人が時間にルーズで、
外国人がビックリしたという記録か
紹介されていたけど、


あれも、何月何日だから種をまくんじゃなく
あくまで自然の時計に従って種をまくのなら、
「時間」にはルーズになるに決まっている
というだけのことなんじゃないかしら。


台風が来るなら電車は時間通りには来ないものです。


あと、もう一つ面白かったのは、


いろんな体験をするってのも、
時間の流れは遅く感じられるそうです。


子供のころはなんでも初めてのことが多く、
いろんなことを、ガッツリ新鮮に感じるから
一年が長くなるわけです。


オトナは学習しちゃって、
いろいろとスルーするし、
スルーしていることすら気づかないくらい
圧縮して世界を経験するから、


あっという間に明日がやってくるのでしょうね。


私は細切れでいろんなことをする、
というのも好きだし、
その方が、活性化する気がしていたのですが、
これも腑に落ちました。



逆に、


一つ好きなことに集中している場合に
あっという間に時が過ぎるのは、


どれだけ時間を気にかけるかが、
時の流れの感じ方に影響するからだ、
と言っていました。


思えば私は
没頭してしまうと、廃人化する傾向があります。


つまり、何かに夢中になり過ぎて、
世間と隔絶気味になって、
光陰矢の如しで浦島花子になってしまう、
みたいな感じです。


最近なんとなく、それもやだなあ
健康にいろんな事物にかかわりながら、
もう少しカラフルに歩きたいなあ、


と感じるようになってきたのです。


つまり、バランスをとって、
いろいろ細切れにやって、長く生を楽しみたい。
 

ということです。


長く生きる、が、ゆっくり時間を体験する、
生きている実感を丁寧に感じながら生きる
ということならば、


スタートは代謝を上げる、
で間違ってないんだろうな、と
とふと嬉しくなりました。