昔はぐいぐいアドバイスを押し付けてくる人が
苦手でした。


良かれと思って、
頼んでも無いのに、
どんどんアドバイスをしてくる人。


こちらが呼吸も出来ないくらい、
小学校の水泳のシャワーみたいに、
話し続ける。


相手も私を導こうと必死だから、
話しながら思いついたことを全部残さず
この機会に、と詰め込んでくる。


体調の悪い時なんか、
頭が割れそうになって、
お願いだから、一旦黙って欲しい、
と言いたくなるんだけど、


言うと、
ますます相手の心配に火をつけそうで、
こちらの体力を考えると、
黙っている方が得策になる。


嵐が去った後は、
何か、いろんなものを根こそぎ奪われたような
涙も出ないような
そんな感覚だったように思います。
(ホントは泣き叫びたいんだけど
相手が善意だけに、なんて叫べばいいか、
浮かばなかった)


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で、今同じような目にあっても、

相手の心配な気持ちは受け止めるけど、
相手のアドバイスは、
自分のフィルターで取捨選択して
必要と感じたものだけもらう体質になったから、


そもそも『押し付けられている』と
感じなくなった。


相手の言葉はひとまず
自分と相手の間においておく。


その勢いに負けそうな時にしか
人は『押し付け』とは感じないということですね。


そもそも、相手の愛だけは届いてるから、
そんな圧に自分が苦しむって感じにもならない。


もちろん、どうしても体調が悪くて、
頭に物理的に響いてかなわんなら、
そう伝えます。

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心配だと人はアドバイスしたくなる。


だけど、相手の心身は相手だけが聞けるので、
その間合いは邪魔したくないな、
と思う。


自分という海は、
自分という舟でしか、見て回れないから。


地図も自分で作らないといけない。


自分で自分を感じながらでしか、
作れないから。


人からもらった地図は、
その人の海で有効だっただけだから、
まあ、参考程度に。


一生懸命心配してくる人の気持ちだけは
しっかりもらう♡


楽ちんになったなあ。