NHKの番組で、
AI大喜利というものを観ました。

正直もう、人間ヤバイ(^^;;と思いました。

そうはいっても機械より人間の方が、 
とか言って、
見ないふりしていてはいけない、
と初めて真剣になりました。

それくらい笑って、あとから 
その2倍身震いしたんです。

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番組では、まず、
4人のタレント(うち芸人3人)に
数週間AIを教育させました。
方法はタレント自身が大喜利の答えを
どんどん入力していく方式。
ファンのネットワークに頼って、
SNSで大喜利回答を募っている人もいました。


そして、
それぞれの個性をもって育ったAIが
番組中に大喜利のお題に答えます。


しかも、瞬時に5つも答えます(;゜0゜)


その中から、師匠であるタレントが
選んでみんなに聞かせます。

そして、みんなで笑います。

そういう番組でした。

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大喜利なので、言葉のお題もあるし、
写真で一言もありました。

それらを的確に見事にボケていました。

当たり前ですが、
まじめに答えるのではなく、
きっちりボケていました。


時々、あれ?というのもありましたが、
彼らの学習スピードから言えば  
取るに足らない気がしました。


そして、
ギャルタレントの弟子AIの答えは、
ギャルらしく、
頭脳派千原ジュニアの弟子のそれは、
ひねりの利いた唸るような回答でした。


千原ジュニアさん自身も
弟子であるAIの答えに驚いていました。


5つの答えも、全て違う角度から
答えてくるところもほめちぎっていて、
今度IPPONグランプリに連れていきたい、
と言っていたほどです。


入試にスマホを持ち込むようなものだな、
と笑ってしまうと同時に
やっぱりあとから震えました^^;


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今、学校で人間がしていることは、
なんでも、できるだけ画一的にできることや
扱いやすいコマになること
かもしれない。

だけど、
AIは今や個性を持って教育される時代に
来ていました。
これは、うかつでした。


一人一人の人間のもつ
データ、語彙のみならず、
思考回路の傾向までも分析してしまう上に、
それらの検索能力及び計算能力の部分は
コンピューター並みに速い
(いや、コンピューターだった  笑)
のです。

つまり、、
自分という器にある
膨大な経験や思考の癖や、語彙を
瞬時に効率よく組み合わせて、
最高のパフォーマンスで取り出すことが
できるのです、多分。


それを、
直観というのか、創造性というのか、
ちょっとわからないのだけど。

とにかく、
AIはその部分、つまり、器にあるものを 
取り出し組み立てる
という作業を、してくれるわけです。
しかも、私らしく。。。。



であれば、
その器が没個性になってしまったら、
みんなAI大喜利で同じこと
言ってしまうかもしれないですね。


なんてつまらない未来だろう。。。


いや、問題は大喜利じゃないか。


でも、ちょっと衝撃的過ぎて
いろいろ今は考えられないくらいです。


そういえば、何かの番組で、
ちょっと前に
松本人志さんが、 
「お笑いはAIに取って代わられること
はないと思う」
と言っていたのを思い出しました。

私は結構この番組で笑わせてもらったので
うーむ、ホントに大丈夫か?
と唸ってしまいました。


誰か番組見た方いらっしゃいます?