そういえば、
父親に子供の頃話しかけられていた時の
感覚、距離感。


今振り返ると、絶妙だったと思う。


特殊かもしれないけど
父親には、一切躾とかされなくて、  


面白がってくれるけど、
期待もされなくて 


親子らしい思い出と言えば、


自転車の後ろに乗せてもらったことと、
家族でスーパーに買い物に行った時には
決まって2人でソフトクリーム食べてたことと、
書き仕事やタイプライターをうつのを、
膝の上で見ていたくらいのもので、


遊んでもらった記憶はゼロで、


家でも外でもド後者で
母に怒られてばかりで、


尊敬したこともなくて


見上げたことも見下げたことも一度もなくて
こういうのを対等な人間っていうのかなあ
って思っていて、


でも、こういう感じは
人に言っても、共感されないだろうな
って思ったから
一度も話したことないけど、


正にこの
フラットとしか言いようのない感覚


絶妙なんじゃなかろうか。
 

そういうオトナがウチにいて、
しかもそれが父親だってことも含めて。


今も時々話しても、意図とか感じないし
ジャッジもないし、
強いていえば、とても嬉しそうで
すーっとその場その場で流れて
消えていく会話たち。


父に、私をコントロールしようとする意図、 
立派なビジョンなんかないから、


俺についてこい!的な男性を見ると
ときめくどころか
なんだこの生き物は?的な
不思議な感覚を私は持つのかもしれない。



あ、でも父は、突然、夜に
『今日の満月は綺麗だから孫に見せてやって』  
とメールくれたりはするな。
実に、瞬間的な人です。


存在がポンポンポンとあればいいっていう、
私の世界観の原型は
間違いなくこの人からきてる。


そう気付いたので、書いてみました(^^)


お誕生日おめでとう🎉

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