昨日まで読んでいたプーチン大統領に関する暴露本的な「そいつを黙らせろ」。。。
図書館の返却日が来て、まだ途中だったので、更に2週間延長しようかと迷いながら、普段いつも見ているYouTube動画の合間合間に、やたらと、プーチンの動画が登場してきて怖くなり、とりあえず返却してしまいました。考え過ぎかもしれないけど、私すっかりヤバい人に。次回は、ロシアに関する本を読んでから、再度あの本にチャレンジします。真顔
 
同じ時に図書館から借りた「クモの奇妙は世界」著者 馬場友希。これは貸出延長をお願いして、あっという間に、読みました。
 
苦手な蜘蛛。嫌いな蜘蛛。
金沢で暮らしていた時も、随分と同僚に脅されていました。カニくらいの大きさの蜘蛛が出るよと。滝汗かにほどの大きさじゃないけど、寮で、部屋のドアを開けた瞬間、3センチくらいの大きな蜘蛛が出て、驚きのあまり、殺虫剤を廊下がベタベタになるほど、かけてしまった事がありました。。。滝汗
 
 
本の構成は、読書欲をそそるようになっていました!!蜘蛛に関心があっても、なくても、読み始めたくなる、読んで居るうちに、気が付いたら、どんどん面白くなってきて、蜘蛛に興味が湧くような流れになっているような本でした。
 
例えば蜘蛛に興味はなくても、男女の恋愛には興味があるなら、この本も読み進みたくなる。そんな感じです。
 

夢中で読んでいて、本が少しよれてしまいました。図書館の本なのに滝汗

ごめんなさい。重しをのせて直しますショボーン

 

蜘蛛のオスとメスの恋愛について、アピールの仕方や、体つきの違い、交尾の仕方。オスはより子孫を残したく、メスは産むリスク、育てるリスクを考えると、そんなにオスと交尾はしなくていい。と男女のクールな違い。

 

アリは、集団行動なので、多くの生物から恐れられていて、そのアリを真似たくて、アリに似ている蜘蛛。ガは、身体に粉がついているので、蜘蛛の糸の網にはひっかからないけれど、強力な粘着質の糸を持つ蜘蛛もいる。目がよくない蜘蛛は獲物を空気の振動や糸の震動で察知している。

 

他の蜘蛛が作った蜘蛛の巣に勝手にこっそり同居して、自分はエネルギーを使わず、他の蜘蛛が捕獲したエサを盗み食いをする蜘蛛がいる。その賢いテクニックの数々!

 

蜘蛛の糸を垂らして、風の勢いに乗って移動するバーニング蜘蛛、水の中でも生活できる蜘蛛や、蜘蛛の巣の大きさは蜘蛛の空腹具合によっても違う。より空腹の場合は大きく、そうでもない場合は省エネで小さく。形も蜘蛛の種類によって、随分違うなどなど。糸にも質がある。

 

蜘蛛には蜘蛛の巣をはり、そこで生活している蜘蛛と、徘徊型と言って地面をはいながら狩猟をする蜘蛛と様々。蜘蛛は一般的には個人主義で、お一人様。同じ容器に入れると共食いする場合も。群れで集団で生活する蜘蛛も世界にいる。蜘蛛に寄生して、幼虫を育てるハチの話とか。世界一大きな蜘蛛、小さな蜘蛛、毒のある蜘蛛に関して、私たち人間の活動がどのように蜘蛛に影響を及ぼすかなどなど、蜘蛛についても書かれていました。

 

様々な蜘蛛の生態が、種類によって、書かれた1冊でした。

 

 

半年ほど前に私の部屋の電気のレールを行ったり来たりしていた蜘蛛がいました。黒い蜘蛛でした。その蜘蛛、ずっと私の部屋に住んでいたようで、先日、掃除機をかけていて、黒い毛玉だと思ったら、あ!っという間でした。吸い込んでいました。それがきっかけで、この本を読み始めました。ニヤニヤ
 

私の蜘蛛への苦手意識が薄れる訳ではないけど、生態が少しでも分かって、不思議発見でした。