阪急杯のレース傾向をチェックしますコーヒー




前年12月の阪神カップに出走していた馬が強く、2008年以降の3着以内の約4割(4勝、2着9回、3着3回)を占めている。



ただし、阪神カップの好走馬であれば、なんでも買えばいいというわけではない。特に勝ち馬には注意が必要で、阪神カップを制したのちに阪急杯を制した馬はゼロ。G2を勝てば、当然負担重量が加算される。そのぶん、パフォーマンスが落ちてしまうと考えても差し支えない。

阪神カップ勝馬ダノンファンタジーは
斤量据え置き。
大きく気にする必要は無さそう。





脚質別成績を見る限りでは、逃げ馬または先行勢から入るのが最も手堅い印象を受けるが、実際には展開次第でなんでもアリ。近年は、逃げ馬と上がり最速馬が勝ち星を分け合う図式になっている。2017年には上がり最速タイの3頭が上位を独占しているように、後方からでも平気で突っ込んで来るのが阪急杯の大きな特徴。





特筆すべきは、勝率、連対率、複勝率といずれも優秀な成績を残している1~2枠だ。3枠の複勝回収率も好水準であり、内枠優勢のレースであることがうかがえる。


・反面、8枠の勝率と連対率は低空飛行。2008年以降の連対馬はほとんどが4番人気以内の人気サイドで妙味は薄い。また、7~8枠のワンツー決着は、21世紀に入ってからは2018年の一度のみ。







※データはウマニティさん引用