-2024年3月14日(木) その2-
お昼前、池袋で声楽クリニック♪でした。
前回が2/22(木)だったので3週間ぶり。1ヶ月に2回ずつお願いしていますが、タイミングによってはこのように期間が空いてしまうことがあります。
この間、個人的にいろいろあり、調子があまりよくなくて、特に、以前からその傾向があったのですが、聴覚過敏が悪化している感じなので、その相談もしました。
もう14年前になるのかと自分でも驚きますが、2010年にも、もっと酷い聴覚過敏になったことがあり、ソプラノの声が耳にビンビン響いて突き刺さると言いますか、衝撃波で耳が痛くなる感じで困ったことがありました。
合唱でソプラノの中で歌うことが出来なくて、少し離れたところで歌ったりしていました。
その時も先生に相談して、耳鼻科を紹介して頂いて診てもらったのですが、検査的にも聴力にも問題ないとのことで、その点では安心したのですが、特に治療法はなくて、処方はビタミン剤くらいだったと思います。
…で、すぐには良くならなかったのですが、そのうちに、いつのまにか治ったのでした。
でも、治ったと言っても、その時ほどは酷くなくても、今でも、ソプラノの特定の声(たぶん、強く前に吐き出すような発声)には、耳がキーンとなったり、ズキッとなったりするのですが、最近はそれが悪化している感じで、さらに、電子音のピーっという音が辛くて、うちの電気調理器の音が、たぶん、442ヘルツのA音ですが、このピーっという音が本当にキツくて、今、耳を押さえながらスイッチ操作をしています。
今日は大丈夫でしたが、先週は、改札口でSuicaをタッチするピッという音もダメでした。
この症状、なんと、先生も以前なったことがあるとのことで、びっくりでした。
たぶん、私の入団間もない頃だったと思いますが、先生が突発性難聴になって練習をお休みされると事務局から連絡があったのを覚えているのですが、それが、突発性難聴というよりは、私の症状と同じような現象が起きていたそうです。先生はコンビニで鳴る音や、マックのポテトが出来上がる音(?)がすごく辛かったそうですし、左耳なので、合唱指導をするときに左側にいるソプラノの声も辛かったそうです。
やはり、なかなかこれといった特効薬はないそうで、自然に治るのを待つしかないようですが、早く良くなって欲しいです。
ちなみに、自分で声を出して歌う分には大丈夫なので助かっています。
ただし、うっかり間違って息が前に行ってしまうと、耳がズキッというか、ビンってなってしまうので、慎重に息を真上に吐き続けることが必要な感じです。
なので、耳は辛いけど、発声上達については、すごく有効に使えそうな現象です。耳がズキッとならない方向に息を吐き上げれば大丈夫なのですから。
ただし、口笛の音はダメです。家でもダメでしたが、今日、先生の前でやってみても、口笛はズキッとなります。
…ので、今日は途中で口笛はパスになりました。
そんなこんなで、イマイチ、耳も気分も低調なのですが、この時期、花粉症の影響もあるのか、春に向かう季節の移り変わりの時期だからか、自律神経の具合がよくない人が多いそうで、私もそんな感じなのかもしれません。
そんな中、先ほども書きましたが、自分が歌うのは大丈夫なのが、本当に助かります。
発声メニューのあとの歌では、出だしのレチタティーヴォ部分をやりました。
どうにも、イタリア語の語感がうまく出来なくて、具体的には母音が短くなってしまうのが大きいようですが、これは、録音を聴きながら研究しなくては。
帰り道で、脳内で復習していて、先生の仰ったことが、なんとなく、こういうことかも…と思えてきたので、録音聴きと合わせて、練習してみます。
イタリア語も話せないけれど、せめて、ネットでイタリア語を聴いて、もっとその語感を体験した方が良いかもとも思っています。
↓今朝、玄関から外に出たら、沈丁花の良い香りがしているので見たら、庭の沈丁花が咲き始めていました。沈丁花の香りはとっても好きで、この香りを嗅ぐと春だなあと感じて嬉しくなります。