ホリエモンがネットの記事に教育の本質をついた事を書かれていました。

 

コップについだ牛乳を飲もうとしている2歳ぐらいの子どもがいたとします。

ママは「牛乳を飲むときは、座って飲みなさい」と言っているのに、子どもは牛乳の入ったコップを手にもってフラフラ歩いてこぼしてしまった。

「だから座って飲みなさいって言ったでしょ!」みたいな感じになると思うんです。だけど、ここで大切なのは、子どもに注意にすることではなく、「どうしてこの現象が起きたのか」を子どもに伝えること。

「あなたが立って牛乳を飲んだからこぼれたでしょう。こぼれた牛乳は飲めなくなったよね。牛乳をこぼさないためには、次から座って飲んだらいいんじゃない?」ということをただ伝えればいい話であって、ママの言ったとおりにしなくて牛乳をこぼしたから怒る、叱りつける行為は必要ないんですよ。

2歳の子どもは、まだ経験が少ないから、立ったまま牛乳を飲んだらこぼれる確率が上がるということを知らないわけじゃないですか。知ってる人が知らない方に対して知識を伝えてあげる必要がある。

さらに、なぜ牛乳がこぼれたのか、どうしたらよかったのか、子どもと一緒に考えることが必要です。「次からママの言うとおりにしなさい!」だと、子どもの考える力は育たない。

 

親の教養度が出るような内容ですね。

小学受験でも、行動観察の試験がありますが、

親がいない状況でどう振る舞うかを見るのは、学校もよく考えた試験だと思いますが、

何か想定外のことが起きた時にどう子供が動くか、というのは家庭での教養が出ると思います。

行動観察の工作課題で、グループ6人に対してハサミが5つしか置かれてなかったりするみたいですが、

自分の子供は、数が足りないことに気づいて動けるか、

自分でアクションを起こした子が受かるのだろうなと思います。

小学受験の倍率から考えても、行動観察のグループ内で一人受かるかどうかの狭き門。

 

親が注意してばかりの双方疲れるだけの躾にならないように、親も教育に関しては向き合わないといけないなと思わされますね。

親の強い監視下では、勇気を持って第一歩を踏み出す子供には育たない気がします。

小学生以降で、子供が身に付けた性格を変えることは難しいと思いますので、

お勧めの小学受験の本にもあります通り、親子は上下関係ではない。いつも子供を叱ってばかりだとしたら、親が失敗した時どうしたらいいのでしょう。ということですよね!

監視の強い親だと、親の失敗も子供や周りに当たるということにもなりかねない・・
親にも厳しい幼児教室があればいいのですが、なかなか親には言えない教室が多いのも、問題なのでしょうね。。