小学受験において、基本的に大手の幼児教室で下位クラスの子が上位クラスの子を抜いていくような逆転は起こりにくいと思います。
実際見聞きしても、同じレールに乗って始まり、 みんな一斉に頑張るので、実力の差はなかなか縮まらないと思います。
ある一定の範囲内で上下を繰り返す不安定さを抱えるより、しっかり家庭学習をして
最初からトップ層に安定しているくらいでないと、最難関クラスは厳しいのが現実と思います
ここからが大切なのですが、
中学受験と違い、小学受験はこぐま会のテキストを真面目にきちんと繰り返し解いて解き方のパターンが入っていると
最難関のペーパーは突破できるということです。
私の中学受験の経験から、中学受験は難関クラスは努力が実り、問題の数をこなしテクニックで乗り切ることができますが、
最難関、御三家クラスはテクニックは通用せず、
初見の超難問を自分で解法を見つけて解かなければならず、いくら演習を積み重ねても元々の頭がないと壁を越えられないのです。
ですが、幼稚園児にそこまで求めるはずもなく、
小学受験のペーパーは最難関でも努力が実るレベルになっていますので、
皆さんにも、家庭学習で学力をあげて、真面目にこぐまドリルに取り組めば最難関にも誰にでも届く範囲であることをお伝えしたいです
大切なのは、ペーパーよりも、時間の積み重ねが必要な躾の方です
躾は子供の育ちがそのまま表れる一番手強い審査だと思います。
親の常識が問われます。
普段から、品格ある振る舞いと言葉遣いで、
名門校に見合う内面磨きに力を入れてくださいね
お勧めの本にある通り、ペーパーより大切なことがあることを、知っているのと知らないのでは、取り返しのつかない差となることと思います