『キュウリグサ』


 〜わたしは小さくて目立たない存在だけれど

  誰かに見つけていただいた時には

  やわらかな微笑みを与えてもらえることが

  わたしの大きな歓びです 〜



土手や芝に咲いている

直径2ミリくらいの小さなキュウリグサ。

いつか描いてみたいと思っていました。




絵を描くのが楽しい。

最近、特にそう思うんです。




今、草花と絵の二人展を開催しているけれど

温かい、と感じてくれる人たちがいたり

涙を流してくれる人がいる。




もちろん、

そうじゃないことだってあるだろうと思ってる。

それは、ごく自然なことだ。




だけど

誰かの心の中に

絵や言葉が届いたら嬉しい。

たとえ一人でも。




その一人のためにでも

わたしは描きたい。

そう思えるのです。




そうして

今日もいただいた言葉が

なんだか、優しくて、あたたかくて




明日もまた

絵を描いていこうと思ったのでした。