この夏は超集中モードで

絵本の絵を描いていました。




絵はすでに完成し

来週には家に届くことになっていて

今から心待ちにしています♡




そして、さらに、気持ちは新たに

来年のカレンダーに取り掛かり

今日も一日、その絵を描いていました。




派手すぎず、けれど、

明るい気持ちになれるようなピンク色が

今日の主役。

たくさん、たくさん、描きました^^



来年もカレンダーを

待っていてくる人がいます。




ありがとう

ありがとう

そのおかげで

わたしもやさしい気持ちで描いてます。





大切な方がいる場所に
絵で、笑顔になれるような
心地の良いなにかを
感じてもらえたらいいな…✨





ベランダ菜園の

紫蘇の花が咲きました。

以前から見てみたくて

この日を待っていたのです。




自分で育ててみないと

わからないことや知らないことが

わたしにはたくさんあります。




お店で並んでいるもの

本で見たものなどしか知らない。

知っていたようで

実際にはなにも知らないのです。




いつ花が咲いて

どんな形態をしていて

どう変化していくのか…




世の中にはそういうことが

まだまだあって




自分が知っていることなど

ほんの一握りくらいなものだと

何かを知るたびに気付かされます。




そして、

実際には一握りどころか

全然わかっていないこともあって。

花が咲いた、というだけの見方しか

まだ、できていないのだろうと思うのです。



白い小さな花が可憐。

だけど、立派に咲いていて

わたしをこんなにも感動させてくれるなんて

植物は本当に偉大です。





紫蘇の実ができるところも見たいので

花を摘むのは少量にしました。




数本は穂紫蘇の天ぷらに。

残りは小さな瓶の中で醤油漬けにしたので

数日経ったらいただきたいと思います。





寝ぼけ眼で

ベランダの植物たちに水やりをしながら

少しずつ目を覚ますのが

最近の朝のルーティンになりました。




黄色いトマトは

小さいけれど甘くて美味しい。

色づくたびに、赤いトマトと一緒に

少しずつ収穫しています。




大人色の赤いミニトマトは

たくさん実がなりました。



宝石みたいに輝いてる✨

宝石には興味がないけれど

トマトの輝きには心が踊ってしまう。




ベランダの手すりに

誰かがトマトを食べた形跡あり。笑




野菜が美味しくなるタイミングを

カラスはよく知っていて

今年もきゅうり&ミニトマトの収穫の

先を越されてしまいました。




赤くなったトマトがなくなっていた日、

たくさんの実がついた太い枝も折れていたのは

とてもショックだったけれど

今はお水につけて育っています。




みんなエサがないのかな。

わずかばかりのお裾分けですね。




バジル、トマト、大葉、レタス





黄色いパプリカ。

ようやく色づいて黄色に変化してきました。



ここまでくるのが本当に長かったパプリカ。

途中、あまりにも色の変化がなくて

心配になってしまいましたが

調べてみたらそういうものなんですね。




知らないことがたくさんある分、

知ることが増えて新鮮です。




写真も撮り忘れてしまうけれど、

ベランダ菜園で育ったものは

ちょこちょこと食卓に並びます。




ある日は生地をこねて、クリスピーなピザに。



バジルをたくさん摘んだ日は

松の実と合わせたペーストにして

農家のさなださんに送っていただいた

ジャガイモやお豆でパスタに。




トマトと同じサイズのモッツァレラも

今年はたくさん活用しました。




フサフサになった大葉は
みょうが、ネギと合わせた薬味をたっぷり作って
冷や素麺に入れたり、お魚と合わせたり
なんにでも使っています。




ベランダで育てている山吹の葉は

飾りで添えました。



パセリも、わさわさ、育っています。



レモン汁、バター、パセリを入れて

ソースづくり。



少し柔らかくして、ラップで包んだら

キャンディみたいでかわいい。

白身魚のソテーの上にカットしてのせました。



小さな場所で細々だけれど

こうして野菜を育てることができて

わたしはとても幸せです。





鎌倉百年の蔵tsuuが

6月いっぱいで閉店になりました。

毎年個展を開催させていただいた、この蔵。

最終日に最後のお別れをしました。




tsuuは明治からあった米蔵でした。

『ホワイト・ライオン』の著者、森川天喜さんに

わたしの個展の開催場所を相談した時、

一番におすすめしてくれたのがtsuuでした。

雰囲気がぴったりだ、と。




蔵の包容力は絶大でした。

素敵なことが毎回たくさんありました。




オーナーの多鶴さんとは

過去に何度かパステルのワークショップに

参加してくださった時からのご縁でした。

 



蔵の前に咲いていたエリゲロン



蔵の周りには

多鶴さんが大切に育てていた

植物がありました。

トケイソウや月桃、花アロエ、ぶどう…




最後にいろいろな植物を

持たせてもらったので

大切に育てていこうと思います。



わたしもまた、この場所で、

多くの皆さんに絵を観ていただき、

育てていただきました。

本当にありがたかったです。



寂しい気持ちもありつつも、

終わりは、はじまり。

すでにみんな、穏やかな輝く道を歩んでいて

最終日は笑顔でいっぱいでした。



 
持ち帰った植物のひとつ、トケイソウは
アトリエの小窓に飾りました。




次の日には

二つ同時に花が咲きました。

これから始まる二つの絵の計画を

応援してくれているようでした。




わたしの個展をいつも
音楽でサポートしてくださった中丸倖爾さん。



個展『還る、心の源へ』の時に
プレゼントしてくださった曲を
最後の日も
多鶴さんやそこにいた皆さんと 
生演奏で聴くことができました。



最後まで、本当に、美しい音色でした。




個展の時の展示。懐かしいです。




大切な想いを絵にしたい




いのちの温もりを

やさしさを

安らぎを

祈りを




時には

泣きたいくらいの誰かの一生懸命さも




そこにある愛を信じて

わたしは描きたい





⭐︎実家の庭の端っこで

 1㎝くらいのカエルの赤ちゃんが

 たくさん産まれて、育っていました。

 それを見つけて微笑ましく思いながら

 飽きるまで眺めていました。