こんにちは、さくらです。

いつもブログにご訪問いただきありがとうございます。


私の働く職場は産婦人科で、やはり一般的には赤ちゃんの誕生をお手伝いするポジティブな印象が多いところではないかと思います。 もちろん、妊娠10ヶ月を経て無事に元気な赤ちゃんを出産すること、こちらが多いのはその通りです。

しかし、中には妊娠の初期に流産したり、妊娠中期や、または妊娠後期に、赤ちゃんが亡くなってしまうことも少なくはありません。 今日は、その死産の経験をされたママについてお話をさせてください。 彼女は先月の中旬に妊娠20週で突然破水をしました。

通常破水は出産の前に起こるもので、妊娠20週での破水はタイミングが早すぎました。

2回目の妊娠で上には2歳前の子供がいる経産婦さんです。始まってしまった陣痛を止めることも叶わず、赤ちゃんを死産されました。

同じ病院の建物の中で一方は元気な赤ちゃんを出産する人がいて、またもう一方で産声を上げることがない赤ちゃんを出産する人がいるこのある意味、陰陽が混在するカオスな世界を私たちは経験しています。

そのママが、今日は産後2週間の母体の回復の診察に来られました。

診察の後、その後の様子を聞かせていただきました。

その後心は少し落ち着かれましたか?と聞くと、まあ・・・少しは気分が落ち着いてきましたと答えてくださるのですが、まだ心の痛みを癒すだけの時間が経過している訳はなく元気がありません。

聞くと、上の子供さんが夜泣きを最近してそれにつきあい寝不足な上に、早朝の旦那さんの朝ごはんの支度で起きて家事をこなしお疲れの様子でした。

旦那さんは、昼間に昼寝をして休んだらいいと言ってくれますが、昼間は子供に手がかかる上に、掃除や洗濯、ご飯作りに忙しくてままならず思うようにお昼寝もできません。

そしてまた夜中に子供が夜泣きして睡眠不足になって・・・の繰り返しです。

私にも子供の夜泣きや病気で寝不足になった経験が子育てしていた遠い昔にありましたのでその気持ちや終わりのないエンドレスな子育てのストレスは共感できます

その渦中にいて、なおかつ死産後の心の痛みが癒えない心と体のアンバランスな感覚にやるせない思いになりました。

例えば、旦那さんに子供の夜泣きで辛いから、自分の朝ごはんは申し訳ないけど自分で作って食べてほしいと正直にいうことができたら少しは楽なのかもしれません。

でもそこをグッと我慢して言わずに頑張るとその場は凌げるけど、毎日毎日繰り返すと我慢がたくさん溜まって来て旦那さんに対してイライラしてくる、そして自分の体も疲れて悲鳴を上げてくるようになるかもしれません。

自分の心に素直に正直になり大変な時には助けてほしい、嫌なことは嫌だと伝えることは大切なことだと思います。 そのことをママにお話しすると、そうですね、今はまだ時々自分の気持ちが迷子になってしまうことがあるけど、一人でなんとかしようと頑張らずに旦那さんにも頼ってみるようにしてみますと話されました。

それは、自分を大切にしてあげることに繋がりますよね。自分を大切にできると相手のことも自然に大切にできるようになります。 赤ちゃんがママのお腹の中にやって来てくれるのには私は意味があると思うのです。

元気にこの世に生まれてくる赤ちゃんだけでなく、たとえ産声を上げることができない赤ちゃんでもママに伝えたいことがあって生まれてきてくれています。

死産の経験を通して伝えたかったことは、ママの人生を輝かせて生きるための魂の本質を問い直すメッセージかもしれません。 旦那さんとの間のコミュニケーションはそのレッスンで、人との境界線の撮り方と自分を大切にする自分軸を見直すためのものかもしれません。

もっと自分を大切にしてね。それが相手を大切にすることになるんだよ。と赤ちゃんは言っているように思います。 これって大きな愛のメッセージですよね。大好きなママを思う赤ちゃんの魂の優しい愛のメッセージです。

死産という悲しい出会いと別れの中で、今はまだ心が波打ち揺れているけれど、この自分を大切にするということがこの経験での学びであったなら、ママはその本質を腑に落として日常の生活で実践できたら、ママの人生は大きく変わるだろうと思います。

ある意味生まれ変わる、自分が生まれ変わり、自分軸でこれからの人生を歩むことのきっかけを赤ちゃんが与えてくれた心からのプレゼントだったら、どんな出産であってもとても尊く素晴らしい経験だと感じました。 人生に起こることには意味があります。その本質的な魂の向かうべく方向に運命は動いていくと思います。

その経験にどんな意味を見出すか、その意味を日常で実践して進んでいくか、どの人にも平等に神様やハイヤーセルフ、そして今回は赤ちゃんの姿に形を変えて気づきのチャンスは与えられているのですね。

人が生まれること、亡くなること、人生の始まりと終わりにいつも出会いさまざまなドラマを見せて一緒に体験させていただいる、この助産師という職業を糧に生かされていることに感謝しています。

 

最近音声配信を始めました。

拙い語り口調ですが、今タイムリーに思うことをお話しする楽しさにちょっと楽しい気持ちでコツコツやっています。

 

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お空に帰った赤ちゃんが伝えたいこと

 

 

 

 

 

 

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