悲しみをぶっ飛ばせ | 三龍建築士

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BOX・ドラマ・映画・・・ときどき読書(笑)の日々に変更~

今年もノーベル文学賞は来なかったね~

この映画の原作者も何回も芥川賞を逃している。



「そこのみにて光輝く」 

          綾野剛・池脇千鶴出演





原作者・佐藤泰志は結局、賞を獲ることなく自死して

いる。


映画は、彼の出身地・函館の人たちが協力して作った

との事。


彼は無冠でも、映画は海外で賞を獲った。

認められるにも、時代やら運やらいろいろな要素があるの

だろう。



仕事を辞め、目的もなく毎日を過ごしていた佐藤達夫

(綾野剛)は、ある日パチンコ屋で大城拓児(菅田将暉)

と知り合う。
達夫は拓児の姉・千夏(池脇千鶴)に心惹かれ、
距離を

縮めていくが、千夏は家族を支えるため、過酷な日常を

生きていた。千夏の魂にふれたことから、達夫の現実が

色づきはじめ、失いかけていたこの世界への希求を

取り戻していく。そんなとき、ある事件が起こるー。


こうゆう役、剛ちゃん似あってるねぇ!

池脇さんも、ちょっとくずれた感じの演技がとても

はまっていた。


でも今回は・・



タクジ役の菅田将暉!



先日まで、民王で大暴れしていたので、どうしても

目が行ってしまう。

この役ピッタリ。主役を食ってしまうイキオイだ。

今回も剛ちゃん相手に大騒ぎだ。



どうしょもないハンパものだけど、可愛くて憎めない。


いいね!pereピース



とっても辛気臭い映画なのを、彼の存在が救ってる。


今度は「明烏(あけがらす)」見~よおっと。






函館っていっても、港とかそれらしいのはなかったので

ちょっとピンとこなかった。こういうサビシイ海もあるんだね。