ドトウの旅行記、とうとう終了(笑)
またぼちぼち、ポンコツブログを続けやす
「夢幻花」 東野圭吾著
あらすじ・内容
退職し、花を愛でながら悠々自適な生活を送って
いた老人・秋山周治が殺された。遺体の第一発見者は
孫娘の梨乃。梨乃は祖父の死後、庭から消えた黄色い
花のことが気にかかり、花の写真をブログにアップする。
それを見て、身分を隠して近づいてきたのが、警察庁に
勤務するエリート・蒲生要介。ひょんなことから、その弟
・蒼太と知り合いになった梨乃は、蒼太とともに、事件の
真相と黄色い花の謎解明に向けて動き出す。
西荻窪署の刑事・早瀬らも事件の謎を追うが、そこには
別の思いも秘められていた。
植物と音楽関係というと、ピンと来るものがあるけど
はたしてそれが登場人物とどうゆう関係にあるのか
ってところが、核だね~
冒頭の事件とはどう繋がるのか・・・取りあえず置きざりに
話は進む。
江戸時代から密命を帯びた一族が登場するに至り、
現代に続く復讐を描いた「長い腕」を思い出させるような
くだりへと続く。
しかしそこは、さすが東野。
あんまり悲惨な話にはならず、さわやかな初恋物語
みたいになっており、さりげなく原発問題までも織り込んで
いるところ、ソツがないね~。
しかし、読みやすい代わりに、読んだ後の重量感が
うす~いカンジ。
疲れたおばさんにはちょうどいいのだけど、もう
ちょっとだけハードル高いの、読んでみてもいいかな~
と考える今日この頃・・・なんちって~