ちょっと失敗。見方を間違えちゃったかも。
「鑑定士 顔のない依頼人」
ジョゼッペ・トルナトーレ監督
あんまり大きな映画館でやってないので、
今回は新宿武蔵野館に。
30~40分前に来たのに、整理券はもう満席ギリギリ。
100人ぐらいまでなのかな。
後は立ち見になっちゃうって、その昔の名画座以来だ。
懐かしいね。
ヴァージル・オールドマンと一緒に写真が撮れるって
わけだけど、一人で撮るわけにもいかず、残念!
映画の方は、一人で来たのが幸いして、とてもいい
お席で見られた。
お客さんも相応の落ち着いた方ばかり、おほほ。
なんといってもジェフリー・ラッシュ。
「英国王のスピーチ」じゃあ、スピーチの先生がとーっても
良かったので、注目していたが、良く考えてみると、
このヒトパイレーツオブカリビアンのバルボッサじゃん!
海賊の時の方がいい男に見えるってどーゆーことだよ(笑)
これがまた凄腕の鑑定士なのに、女性の目もまっすぐに
見られない朴念仁にピッタリ。
あくどい手口で、価値の高い女性の肖像画を手に入れ
ては、秘密のコレクションにするのを生きがいとする男。
それがナゾの女性依頼人に魅かれてゆき・・・。
愚かな初老の男を熱演。コンビを組む超ベテランの、
ドナルド・サザーランドも大変アヤシく好演![]()
この映画は、あまり詳しく話したくない。
結論として、老いらくの恋を見守る感じで鑑賞するのが
一番と思う。
まっすぐに観たほうが最終的には楽しめヤス
個人的には、作中のオートマター・・・骨董品のからくり
人形を組み立てるシーンはいいねっ!
歯車が組み合わさって、回り始めるところなんて、
ワクワクする。
子供の頃、目覚まし時計を分解して組み立て直した
時のあの感じ。
あれは当時のままに復元できたらどんな風なんだろう。
話しかけると正確な答えを返すオートマター。
キーを握るのは彼女?想像するだけで楽しい。
半券を持っていけば2回目は千円で鑑賞できる。見直したい人は



