多崎つくるの後がこれかい って突っ込まれそう
「セカンドバージン」 大石 静著
ちょっと前(もう2年も前なんだ!)、すごくブームだったけど、
ドラマの長谷川博巳さんて俳優さんがなんかビミョーで
スルーしてましたな。(あの電気ウナギイヌとCMしてるヒトねw)
八重の桜なんかで見ると、最近はふ~ん男前じゃんと思うけど。
小説はたぶんドラマとほとんど同じ。
過激なシーンが話題だったのだろうけど、活字だとそれほどに
すごい描写!とか感じなかった。
出版社のやり手キャリアウーマン・るいは、金融界の寵児で
17歳年下の行と出会い、不倫関係に陥る。
行の妻・万理江はそれを知って二人を追い詰め、行は破滅し
るいも窮地に立たされる。
てな話だが、そこにいたるまでの女二人の葛藤がミソ。
プライドと情熱のハザマに立ち、ついには情熱を選ぶるい。
夫への意地で、離婚しないながらも、ちゃっかりと自己を確立して
自立していく万理江。
どちらの女も握力が強い。恋も仕事もがっちり握って離さない。
結局は間に立った行だけが不幸な形で死に、二人の女は
やがてそれぞれの業界で大成功していく。
恋人や夫の死にもめげず、凛としていく姿はまあ、確かに
かっこいいけど、行ちゃんかわいそすぎない?
女の成功物語として読んだカンジ。映像で見たらきっと
違うんだろうな。
しかし、ナゼ不倫の始まりはシンガポール・ラッフルズホテル?
西島秀俊の「サヨナライツカ」も舞台はココ。
(っと書いてしまいましたが、実際は
タイのマンダリンオリエンタルホテルバンコクだそうです
koreangirls-lover∩¨さん、ありがとうございました )
雰囲気や流れる空気がそうさせるのかも。
ため息が出るようなキレイで優雅なトコロだ。ハイティーも香港の
ペニンシュラみたいなのかな。行ってみたい~(結局食べ物w)
いやいやそのうち 絶対行く~