シーズン途中だけど書いちゃいたい
「まほろ駅前番外地」
主演 瑛太・松田龍平
まほろ駅前で便利屋を営む多田(瑛太)のもとに、ムカシの友人
行天(松田)が転がり込む。ここまで映画多田便利軒でやった。
そのまま行天は居ついてしまい、今回のドラマ番外地へ。
タダ飯を食わせるのもなんだから、多田(笑)は行天に仕事を
手伝わせようとするが、毎回行天はサボったり茶化したりし、
遊んでばかり。
便利屋が頼まれる仕事は、お掃除や犬の散歩ばかりではなく
カラオケ映像の女の子を探して欲しいとか、殺し屋から足を洗うので
チャカを捨てといて、とか。ドサまわりのプロレスラーの引退試合に
対戦相手になったりもするし(チョー変)
まじめに仕事をこなす多田に対して、とぼけた行天の行動が、以外にも
問題をあっさり解決させちゃったりするのだ。
何だろうね、このゆる~い感じの空気。ここちい~
ハッピィじゃないし、まともがワカラナイ~ テーマ曲もいい
この二人って、アヒルと鴨のコインロッカーとか共演してて、実際
仲いいのかな。
もちろん、瑛太はまじめでいつも真剣な多田の役ピッタリでオモシロイ。
ときどき、行天の変さ加減に素で笑っちゃったりするのがカワイイ。
それでも、これはと思ったのは・・松田龍平。
行天役、他の役者がやろうと思ったら・・・浅野忠信ぐらいかな?
いや~でも、龍平のあの目つきのアブナさはなかなか出せない。
得体の知れない行天役は、優作でもムリだと思う。彼が見たら、
嫉妬するんじゃない?ムスコに。
松田翔太が大活躍なので、おみそれしてました。
海にチャカを捨てる前、ためし打ちするシーン。
やらせたかったのね、龍平に 意外なほどオヤジそっくり
泣けたね、それで考えたんだけど、1980年公開の「野獣死すべし」
もちろん主役の伊達は、松田優作がやったんだけども、もしかしたら
あの不気味で得体の知れないほうの伊達は、龍平がやったら、
オヤジを越えるんじゃないかって・・・。
まほろ駅前番外地は、オープニングとエンディングもやたら凝ってるので、
飛ばす気にならない。
エンディング、龍平がゾンビの真似するけど、必見!
めっちゃうまくて笑えるから。