正月もいい加減過ぎて、仕事もボチボチ始まった所で、
不覚にもおなかの風邪でダウン。
今日で2日も仕事を休んでしまった。最繁忙期に穴を
空けたのは大きい。あとででっかくマネージャーからの
復讐があるに違いない(笑)・・・いや、笑えませんから。
折角の休みなんで 寝ながら読書
「黄金のバンタムを破った男」 百田尚樹著
さすがは、稀代のストーリーテラー
ノンフィクションであっても変わらず、
読みやすいこと読みやすいこと
内容はその昔、世界バンタム級チャンピオンに
輝いたファイティング原田の物語。
いや、ボクシングの黄金時代を作った選手達の
物語だ。
当時のボクシング人気もさることながら(視聴率60%超
ってすごくない)原田のストイックなまでの戦いぶりや
全く知らなかったけど、実力があったのに運がなく
チャンピオンになれなかった選手など、この時代の
ボクシング史をリズムよくえがいている。
今は、世界に何十人ものチャンピオンがいるけれど
原田の時代には8人しかいなかった。
(階級や団体の多さが違うのだ。)
そんな時にチャンピオンになると言うことがどんなに
大変だったか、本当に良く分かった。
ましてフライ級・バンタム級と階級制覇なんて、
とんでもないことだ。
今みたいに細かく分かれてないんだから。
さすがに、ファイティング原田の時代はオンタイムで
見てないので、名前しか知らなかった。
原田だけでなく、矢尾板・海老原・ジョフレなどの
当時の試合を見てみたくなった。・・・なにしろ、
本作では、実況中継より詳しく載っているのだから
ボクシング知らない人にもオススメ。男子ならダレでも
燃えちゃうこと請け合いデス。
読み終わったら、またアドレナリンが・・
ほとんど食べてないのでフラフラだけど、階級一つ分
体重落ちて ワタシも階級制覇できるかも・・なんて
思っちゃったりして