いやはや、意外とこの休み、読書が進まなかったな~
やっと昨日、1冊。今日読んで2冊だな
大晦日にココロがファイト してしまって、2日から
トレーニングに励んでたし、iphoneに苦戦してたし(笑)
「なんで、アドレス帳グループ分けできねぇんだよ」
とか。
それから、
暮れに見かけた広告でこんな雑誌まで買っちゃって
体幹体操のDVD付き
真剣に読んじゃった・・・。ただ、DVDを見たら、
な~んだ、いつもやってるのより数段楽勝。
これなら、M女史から借りた「トレーシーメソッド」
の方がずっときつい。ちょっとがっかり
まあ、そんなこんなで休みも終わりの昨日やっと
読んだのが
「鳥人計画」 東野圭吾著
これまた、美容室でお借りした本。
白銀ジャックに次いでまたまたウインタースポーツ
だね。解説を読んだら、東野氏はスキーもスノボも
たいした腕前だそうだ。
なるほど、この前も作品中にスキーに対する愛情が
あふれていた気がするよ。
今度は、スキーといってもジャンプ競技のお話。
20年ほど前のカルガリー冬季オリンピック後に発表
された作品。
ジャンプにしのぎを削る選手達。
厳しい練習の続くある日、ニッカネン(なつかシ~)
に迫るのはコイツしかいないと目されていた選手が
毒殺されてしまう。
この本が面白いのは、犯人はすぐ分かっちゃうけど
なんで殺したか、と密告したヤツはだれか、が焦点
と言う所。
ドーピング程度の話かと思ったら、全く違う近未来(当時)
の技術がキーになっている。
私はよく知らないけど、これに近い事は最近の練習では
行われているのではと思う。
さすがは理系作家
どの国も、オリンピックは必死になるからね。
やがて、動機は明らかになるわけだが、最後の方は
取ってつけたようで、あまりいただけない・・。
もっと、最初の方に伏線みたいなのがあった方が
いいような気がする。
あとづけっぽくて、主人公が面白いヤツだっただけに
面白さが半減して残念。
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ミステリーって、ムカシはTVドラマや映画にしてしまうと
ダサイ感じがしたが、正月の再放送でシャーロックを
見てたら、できばえの良さに、このままだと小説は
負けちゃうんじゃないかって、余談だけど思った。
頑張れ!推理作家